ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

旧ブログ『ツングースカ大爆発』から引っ越しました。


※ガンプラやニコニコ動画などオタクネタは、
もうひとつのブログ 『アンスリノの宙域で鈍く輝く』の方へ!

Maxダグラム塗装編 ~完成編~

‥やっと帰ってこれましたよ。

物流の仕事で倉庫で働いているんですが、トラックの到着が遅れに遅れ‥
‥っていうか結局来なかった(笑)!

いつもは07時定時なのが今日は10時上がり!
残業代で何のプラモ買おうかな(血涙)!
おかげで明日は二時間早い出勤時間です。
あーあ、ダグラムも作ってたし、また凸ダグ製作遅れちゃうなー(棒)!


ところでこのブログ、僕の動画を観てくれている人だけが観ていると思ったら、
「1/72 ダグラム」で検索すると、なぜかこのブログが割とトップの方に来るんですよね(笑)。
発売後すぐにうpしたのが功を奏したのか‥
あ、改めまして初めまして。ダグラム×アイマスの動画を投稿している
ミコヤンと申します~。(宣伝しとかなきゃ(笑))


さて、それでは本題。ようやくダグラムが完成したので、順を追って紹介していきます。
前回はサフを吹いたまででしたが、その後各部を塗装しました。

撮影する余裕が無かったので過程は省きますが(笑)、
基本塗装とスミ入れが終わった状態がコレです。






「アニメカラーver.」という言葉が好きなので、ちょっとアニメっぽく、
明るいブルーになるようにしてみました。(でも本編とは色が違うという(笑))

説明書の塗装の指示や成型色もイメージ通りの「紺色」なのですが、
それだとあまりにそのままで面白くないので、ちょっとヒネってみたのです。
大河原さんのイラストでも様々なカラーバージョンがありますので、
そのひとつだとでも思ってもらえたらと思います。
(あとリボルテックと明確に色を変えたかったというのもあります)

色の調合はほぼ説明書通りで、ブルーとホワイトを多めにしただけです。
また、完成写真で白い部分がブルーがかって格好良かったので、僕も青みを強くしてみました。

ちなみに説明書の基本色の指示はどれも「ホワイト+ブラック+ブルー+レッド」みたいにシンプル。
Mr.カラーの300番系の特色みたいに、あまり使わない色なども使われていません。
ターボザックや他の部分の指定もグリーンが加わったりするだけで、実にシンプルです。

また、特に「Mr.カラー」「ガイアカラー」など、具体的なメーカーの指定はありません。
普段ガンプラ塗っている人なら、クリアー系だけ用意すれば、新たに用意する色は必要ないでしょう。

また、この段階ではあえてフラットベースを加えていません。
デカールを貼ってから、上にフラットクリアーを吹く予定だからです。

順番としては
基本塗装 → スミ入れ → デカール貼り → フラットクリアー吹き → ウェザリング
になります。




キャノピーは調合がめんどくさかったので、「『クリアーブラウン』ならそのままでもいいだろ‥」と、
ガイアカラーのクリアーブラウンそのままです。
でもちょっとオレンジっぽくなって後悔‥(笑)。イメージと違う‥。
やっぱりダグラムのキャノピーはココアブラウンっぽい感じですよね。
これはこれでアリかもしれませんが‥。


また、脇腹の合わせ目は消すのがめんどかったので(「めんどい」ばっか(笑))、
モールドってことにしてみました。
モデラーズナイフで削っただけなんですが、ま、それっぽく見えるでしょ(笑)。


基本塗装が終わったので、デカールを貼っていきます。



ここのおへその赤いワクとか、
リニアガンや頭頂部の赤いセンサー部ってデカールあったのね‥。
一生懸命マスキングして損した‥(涙)。説明書はよく読みましょう‥。

でもデカールだとシルバリングや余白が気になるし、
頭頂部のセンサーのみデカールにすることにします。
頭頂部、クリアーレッドで塗装したんですが、暗くてイマイチ赤く見えないもので‥。




コクピットのコンソールもデカールを貼ります。
本当は最初に貼らなければいけなかったのに、めんどうなので放置していたのです(笑)。
でも貼りづらいですが、組んだ後でもこのように貼ることは可能です。





足元のラインもデカールですが、一本の長いデカールなので貼るのがちょっと大変。
コツとしては、足首近くのカドに合わせると良いようです。

やっぱりデカール軟化剤とかあったほうが良いんでしょうね。
僕はタミヤの「マークフィット」を使用しました。





リニアカノンの白いラインもデカールがあります。
あとでマスキングしてホワイトを塗装しようと思ってたから助かりました。
でもご覧の通り、繋ぎ目が出来てしまいますので、塗装の方が良かったのかも。

また、白いラインが二本ありますが、説明書には貼っている写真と貼っていない写真があります。
肩の「D7」の文字や、横の燃料ボックスの四角いワクも貼っていない写真もあるし、
ここは好みに応じて取捨選択ということのようです。
全部貼ると「リアルタイプ・ダグラム」みたいな感じで、大河原イラスト風に仕上がるかも。
でもイメージが合わなくてピンと来なかったので、僕は白いラインは大きい方だけにしました。


さあデカールを張り終わったので、パーツをバラしてキャノピーまたマスキングして、
つや消しクリアーを吹くことにします。




クリアーを吹くことによってデカールを固定し、
表面がザラつくことによってウェザリングもし易いように、という計算です。


クリアーを吹き、薄めた黒で「なんちゃってシャドウ吹き」をし、
タミヤの「ウェザリングマスター」で砂ぼこりっぽくサンドをこすりつけたのが以下の画像です。

お待たせしました!1/72 Maxfactry版ダグラム、遂に完成です!!





















どうでしょうか?
塗装はダメでも、キットの良さは伝わったのではないでしょうか(笑)?

このポーズ見てください!
まるでダグラム本編のOPの、

 ♪ たいようの  きば   ダグラム 

まんまではありませんか!
ズギュゥゥーンという、Eガンの音が聞こえてきそうです(笑)。

‥とにかくこのダグラム、キュッとこう、格好良さが小さいスケールに凝縮されている印象です。
ロボットプラモとしてはさほど大きくはないのですが。
それでいてリニアガンやマッシブな手足など、大きく迫力のあるパーツは迫力があるのです。

また、昔のキットは肩幅が広い印象でしたが、このキットはご覧のように、
足は広く、上に行くにしたがって引き締まっていく △な印象です。

しかしそれでいて頭は大きく、「人間が乗っておるねんで!」と自己主張をしています。
キャノピーを開けばこりゃもうバッチシです!!




上を向かせてみました。



首周りと腰回りはかなりモデラーズナイフで削ったのですが、ここまでが限界。
また、首は少し引き出しています。
このヘンの可動はちょっと厳しいですが、こりゃもうデザインの限界ですね(笑)。


ここでお遊び企画。リボルテックと並べてみました。
コンセプトの違いは一目瞭然でしょう。




さすがにリボルテックのようなケレン味あるポーズは難しいようです。武器も小さいし。
でも個々のパーツを見ると、やはりリボルテックには違和感を感じます。
一番いいのは素立ちポーズをとらせてみるとよくわかりますね。
あと、こうしてみるとリボダグラムって意外と背が高かったんですね~。


リボルテックダグラムが出たときも驚いたし、また嬉しかったのですが、
同時に「なぜ今?!」とも思いました。
そしてそれは今回のMax版も同じでした。「なぜ今ダグラム?」

しかしそれは、「いつか格好いいダグラムが欲しい!」という、
ダグラムを見た人々の地道な欲求の結実だったのだと思います。
ダグラムは忘れられかけてはいますが、完全に忘れられてはいないのです。
実は僕はニワカなダグラムファンで、リアルタイムで観てはいなかったのですが、
それでもこの作品は忘れられてはいけないと思います。
まさにダグラム第一話の冒頭ナレーションの

炎の時は過ぎてしまったが、物語は語り継がれなければならない、永遠に‥


だと思います。

‥と、いうようなことを考えて『太陽の凸ダグラム』というアイマス×ダグラムMADを作っていますので、
ダグラムに興味を持ったり、懐かしくなったりした人は観てやってください。
 ステマです(笑)

さて、ダグラム完成したし、そろそろ凸ダグ製作に戻るかな‥。



〈おまけ〉






とかなんとか言っちゃって、こんなの作ってたりして(笑)。


このズベズダ1/72『12~13世紀のロシアの騎士』作らなければ、
もう2、3日ほどダグラム完成は早まったかも‥。

でも仕方ないんです。
「プラモは作りたいときに作る」!
僕の最優先行動です(笑)。