ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

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初めてオルタネーターを自分で交換!生まれ変わった三菱ジープJ37!

大変ご無沙汰しております。

 

ブログを書かなくなったのはネタがないからではなく、多分、自分が今のジープのある生活に満足してそれ以上を求めなくなったからではないかと。

 

要は自分が楽しければそれでいいということなのでしょう(笑)。

自分の器の小ささが恥ずかしい!

 

ともあれ、色々出かけてはいるのです。

お盆休みには二泊三日で羊蹄山の麓・真狩にキャンプに行ってきました。

 

昼間は良いんですが夜になると虫が‥特にザトウムシがどこからともなく湧いてきて、

クモが苦手な僕を心底、心胆寒からしめました。

だったら野外生活すんなと言われそうですがクモだけは苦手なので…

 

ちなみに呑気にBBQなんてやってはしゃいでるように見えますが、金が無いので前の日の野菜を流用してるだけ(笑)。最低限の肉類だけセコマで仕入れて安い夕食というわけ。(コーラも昼間に買って忘れてたやつ)

 

ガソリンに気をつかって遠出も出来ません。

それにしてもガソリンも高くなりましたね。今はまだ170円ちょいで停まってますが。

このままだとスタンドもさらに減って、そのうち国営になるんじゃないですか(笑)?

 

 

さて、今回のお題はオルタネーター。

 

実は以前から調子が悪く、例えば雨の日の夜にライトをつけ、ワイパー動かしながらウィンカー点けるとウィンカー横のチャージランプが一緒に点滅する有様(笑)。

 

以前はよくわからなかったのですが、バッテリーに異常が無いということはオルタネーターが充電できてないからじゃないかと最近思えるようになってきました。

 

そしてついに先日、

出かけた先でジープを停めて再始動しようとするとセルが回らない事態に。

 

その時は一時間ほど放置して用事を済ませ、再び回すとかけることができました。

帰ってからバッテリー外して調べてみると充電は60%ほど。

その日は自宅充電でバッテリーを満充電し、翌日出かけるとまたエンストしてしまいました。調べるとやはり60%…充電できてないのです。

その時も、時間が経過するとセルを回すことが出来ました。

 

これではおっかなくて乗れたものではありません。

今までは2年前の北広島時代に交換したばかりだし、高価な部品だしと騙し騙し使ってきたのですがさすがにもう限界。

よって思い切って4万ほどの三菱ジープ用オルタネーターと交換することにしました。

 

ard-online.ocnk.net

 

こちらの商品を平日の昼間にヤフオクで購入し、無事に金曜夜に到着!

休日の土曜日に初めてのオルタネーター交換にチャレンジしてみました。

 

うーむ、ピカピカの新品ボディに「三菱ジープ用」の心強い文字!
心が躍ります!

 

実はオルタネーター交換を自分でやろうと思ったのは理由がありまして。

2年前に北広島でオルタネーターが壊れた際、どうにか同じ部品は手に入れたものの、自分ではおっかなくて修理はできず(もしダメにしたら取り返しがつかない)、

とりあえず近所の小さな古い修理屋に持ち込んだものでした。

 

どこを外せばオルタネーターは外せるのか?

ファンベルトがかかってるけど、外した後のテンションの調整とかは?

そこらへんのことはあまりにも未知数だったのです。

 

ところがその工場、古い車に詳しいと思ったらジープに関してはほとんど素人(笑)。

ベテランっぽい親父さんと息子さんがあーでもないこうでもないと相談して、

要はボルト二本外して部品を交換しただけ。それ見てるだけで一万円(笑)。

僕が気にしてたファンベルトなど関係ない様子でした。

 

これなら僕でもできる。いつか自分でやってやろう、

いや、三菱ジープに乗る者ならば出来なければ、と心に決めていたのです。

 

さて、そんな訳で平日の仕事の合間にオルタネーターについて調べ、

いざ実際に取り掛かって見た訳ですが、ひとつの難問にぶち当たります。

 

な、なんだこの薄っぺらくて四角いボルトは…?!

プ、プロが使う特殊な工具でなきゃ外せないのでは‥?!

 

試行錯誤すること20分、無事外すことが出来ました(笑)。

いや、焦りましたけどね。

 

それにしても古い部品と新しい部品が寸法一緒でホッとしました。当たり前ですけど。

というのは、僕のジープはなぜかパジェロのオルタが使われていたのです。

何かの応急処置だったのか?

パジェロ用の方が新しいから?

前回の交換の時もジープ用のを買おうか迷いましたが結局同じものに。

 

今回ようやく晴れて三菱ジープ用の新作オルタネーターを装着でき、

同じものを送って返却しないといけないという呪縛からも解放されました(笑)。

 

謎ボルトはこんな感じになっております。

まさか六角部分が回って外せるとは…何だコレ。

 

ネットで情報を調べていると、名前がわからないものは調べられないんですよね(笑)。

今回も「六角 ジープ 古い」とかで調べてみたのですが見つかりません。

G54エンジンにパジェロ用オルタをつけるための苦肉の策だったのでしょうか‥

 

ともあれ一番気になっていた、寸法はバッチリ。

新しい方にはちゃんとスペーサーが用意されていてぴったりでした。

 

…と、思ったんですが、いざ装着してみると若干隙間が出来るんですよ。

ちょっと見づらいですが、スペーサーに隙間が出来てカラカラ回る状態。

エンジンに取り付けてファンベルトで回すのに隙間があるのはまずいっしょ…

 

と、いう訳で、機転を利かせてオイルパンのドレンパッキンを挟んでみたんですが、

一枚だと1mm程度の隙間ができ、二枚だとこの通り入らない!

 

これは難関でしたね~(笑)。

一旦中断して、明日薄いワッシャー買いに行こうかなとも思いました。

でも上下二カ所でしっかりと固定するなら大丈夫だろ…と判断し、

試しに一度ボルトを締めてみるとしっかりと固定されたのです!

 

そしてカプラー類をはめ直し、ようやく終わった…と思ったらまだまだ。

なんとバッテリーのマイナスにつながるB端子に、丸型圧着端子がはまらない(笑)!

ほんのちょっぴりボルトが太いのか端子の穴が小さいのか…

 

力づくでボルトに入れようとすると金具は曲がり、配線も切れそうになります。

穴を削って広げる方向で考えてましたが、結局ニッパーで端子の輪を切りました(笑)。

今回一番の難関だったかも。

ともあれ端子を接続し、バッテリー接続、

セルを回して表示電圧が14Vであることを確認しました。

(バッテリーは本来12Vだけどオルタを介していると14になるんですよね?)

 

これにて修理完了!

あとは明日の日曜、試運転して状態を確認するだけです。

 

近所の閉店間際のラーメン屋にて一人で打ち上げ。バヤリースで祝杯を挙げました。

 

我ながら今回はかなり成長できたかなと自負しております。

こうやって少しずつでも自分で出来ることが増えていくといいですね。

 

ビッグモーターに関係なく、全国チェーンの修理屋になど誰が持ち込むものかー!!