ズベズダ1/350『戦艦セバストーポリ』製作記 ~その3~
‥最近寒いですね。
今は本当に9月なんでしょうか?
ドイツがソビエトに攻め入った1941年も冬が例年より早く、
それがドイツの敗因のひとつだったそうですが‥。
あとT-34戦車の登場もドイツの予定を狂わせました。
‥なんでこんな話をするかというと、
うちの倉庫にも『鏡餅』という名のT-34が現れたからです(笑)。
僕の担当はレトルトのご飯と餅の管理、出荷なのですが、
年末に向け、例年よりも早く鏡餅が到着し始めたのです。
御存じの通り、餅のピークは年末年始。
夏は飲料が大量に出ますが、冬は餅なのです。
そしてただでさえこれから物量が増えるのがわかっているのに、
パレットを補強する紙アングルが不足しているのです。
アングルが無いということはパレットを重ねられず、
スペースを確保できないのです。
このことをモスクワ‥じゃなかった委託元に言っても、
「そんなはずはない」
「アングル回収は不可能」
とのこと。
‥これ、バルバロッサでドイツ軍侵入の連絡を受けたときに、
「そんなはずはない」
「ドイツ軍を挑発してはならない」
とか返答してたソビエト司令部と同じじゃないですかやだー!!
‥まあ、そういった前例が実際あるんだから、
そう考えればこの理不尽な対応にも納得がいきま‥いやいかねえよ?!
まあそんな感じで、年末に向けて嫌な予感しかしないのですが、
なんとか時間を見つけて模型も紙芝居も作っていきたいです。
さてセバストーポリですが、甲板を塗装したのでマスキングしていきます。
これから今度は、甲板上の構造物などを塗装していく予定です。
甲板を完全に塗装してから再びマスキング
↓
甲板を船体に接着
↓
手すり設置
↓
手すりと艦体塗装
‥みたいな流れを予定しています。
実はこの「手すり」が厄介でして‥
「甲板」に手すりをつけてしまうと手すりを塗装できないのです。
マスキングできませんからね。
よって、甲板と手すりは分けて作業する必要があります。
で、とりあえずマスキングが終わったので、船体に乗せてみました。
本当はマスキングしたらすぐ塗装したかったのですが、
ご存知の通り最近は雨続き‥
よって、湿度の高い時は構造物を作っていく予定です。
(あと紙芝居とか)
しかしこのセバストーポリ、比較的新しいキットということで、
なかなか最近のプラモらしい工夫が見られます。
こんなふうに、穴の一部を切り欠いて接着しやすくしてあったり‥
艦橋のガード?部分のカーブも、このように凝ったランナー配置。
‥まあ、こういう配置じゃなきゃ抜けないでしょうけど(笑)。
艦載艇もちゃんとスクリュー、舵が確認できます。
これこれ、こういうのでいんだよ‥。
どうせあんま見えないから別にエッチングでなくともね。
‥それではそろそろ出勤時間です。
それでは。