北海道を三菱ジープで走るために ~ノックスドール施工①(前輪タイヤハウス)
僕は江戸川区のアパート時代の荷物(ほとんど模型関係)を、
ハローストレージに保管しています。
で、その荷物をどうしようか迷っていると、ハローストレージから手紙が来まして‥
あそこ閉鎖だとよ(怒)!!
勝手すぎんだろ!
‥でもまあ、採算取れなくて潰れたんならしゃーない。
逆に、このタイミングで潰れてくれてむしろよかったかも。
北海道で仕事中にいきなり「今月中に荷物取りに来て」なんて最悪ですから。
というわけでミコヤン、荷物も保管できる広さの物件を現在契約交渉中です。
契約者の皆さん、こんなケースもあるみたいです。
さて、ある秋晴れの日、
その江戸川区のハローストレージに荷物を持っていきました。
30系を買ってて本当に良かった‥。
他のジープや車なら、
「群馬から東京までチマチマ荷物作って運ぶ」
なんて芸当、できませんからね。電車でも無理。
余裕の積載量ですよ(あんま積み過ぎると後ろ見えなくなって怖いけどね)。
しかも、寮にジープを停めて荷物を積み込んでたら、
通りかかった白髪の管理人が「年季入ってるねえ~」とニヤリ。
わかってくれますか‥!ご老体!
よその会社の車でナニ晒しとんじゃあーー!!とか言われなくて良かった‥
わが社はそんなケツの穴の小さな会社ではないようです。
新車がアメリカで好調だもんね。
この日は荷物を積んだ後、
東京に向かう前に館林の美術館で絵を見てきました。
江戸末期~明治初期の大下藤次郎という水彩画の画家で、
西洋画を描いたり教えるだけではなく、なんと当時絵画の入門書を書いたことがスゴイ!
(しかもベストセラー)
今の小学校が水彩画を教えているのは、この人の影響なんだとか。
じっくり見たかったのですが、これから片道90km走らなきゃいけないのと、
どっかの小学校の課外授業とカチ合っちゃって、
どの展示行っても利発そうなお子様方に鉢合わせちゃって、居づらいので切り上げました。
この後、昼食はセブンのパンで済ませ、思い切って高速に乗ってみました。
荷物を満載して止まったり進んだりするのが燃料を無駄にしているような気がして‥
結果、燃費は通常と変わらなかったので正解だったかも。
このジープも一応高速には乗れるのです(バンバン抜かれますが)。
もっとも、料金は3000円ぐらい取られますが‥作業時間を一時間買えたと思えば?
あと間違えてATCETCの料金所に入りそうになって軽く死を覚悟しました‥。
さて、それでは本題のノックスドールの施工です!
ノックスドールとはなんぞや?
簡単に言うと、スウェーデン製の防錆アンダーコーティング剤です。
(らしいです‥僕もその程度の認識です)
ネットで調べたところかなりの効果があるみたいで、
(融雪剤に)試される大地・北海道には、いくつものショップで施工が行なわれています。
ですが、業者にやってもらうと高いし、古くて錆がある車は面倒なことになるらしい‥
なので!
面倒だから自分でやることにしたんです。
もうね、これから自分でできる作業はバンバンやっていく!
「ジープはちょっとわからないので‥」
聞き飽きたわ!俺だってわからんわボケェ!!
どうせわからないなら自分でやります!
俺がジープの理解者になってやる!
そしてジープは自分の手を加えやすい車ですしね。
(失敗したり汚れても気にならないし(笑))
しかし、調べてみるとノックスドールは色々種類があるのです。
ミコヤンはちゃんと仕事の合間にスマホでちまちま調べたのですよ‥。
700‥ボディの中空板合わせ、袋状、溶接部用のサラサラ浸透タイプ。
付属する長いノズルで部品の内部に噴射する。
750‥すでに錆びたところ用。700より粘度が高く、定着しやすい。
錆の上に皮膜を作り、その上からコート系のノックスドールを塗布。
900‥アンダーフロア、タイヤハウスなど用の、いわゆるアンダーコート。
他社のアンダーコートと比べ、なかなか乾燥しない。
オートプラストーン‥缶に入っているコールタール状。
ネットでの感想は共通して「岩ノリ」「ごはんですよ」
全部Amazonで買える便利な世の中です。
ミコヤンもAmazonで買いました。
各一本ずつ、オートプラストーンは4つ。
合計金額は‥考えたくもない。
それプラス、マスキング材とか。
で、手順ですが、
岩ノリ状のオートプラストーンを各タイヤハウスに手袋をした手で塗布していきます。
(コテ使うより、みんな手でやっちゃうみたいです(笑))
その後、サラッとした700をフレーム内部にノズルで吹き込む。
で、最後にシャーシに900の黒スプレーを吹く。
そんな手順です。
まずはタイヤハウスから。
普通はタイヤを外して作業するのですが、
手間がかかるし、ジープは前輪タイヤハウスが広いので、
前輪はそのまま外さずに作業することにします。
まずは下準備として、タイヤハウス内のサビ穴をハツり、
錆止めを吹いた後パテで補修します。
このサビ穴はジープを買った時から気になっていたので、穴を塞げて感無量!
面倒なので削ったりはしません。
どうせオートプラストーンを塗りたくるので。
ついでにサイドシル端っこの大穴も埋めます。
穴が大きすぎたのでメタルテープを貼り、その上からパテを盛るという適当さ。
どうせオートプラストーンを塗りたくるので‥(以下略)
次の日の月曜‥タイヤハウス内を中性洗剤で洗っておきます。
‥仕事が終わった後に。
本当、最近は日が短くなりました。
16時に寮に帰ってきてバーチャルYouTuberの動画観て休憩してたらもう真っ暗!
まだ17時だというのに‥。
本来は高圧洗浄機とか使うのでしょうが、
高いのと面倒なのとでバケツに台所洗剤と靴洗いのブラシで対応(笑)。
これでいいのかなあ‥。
暗い中ジャブジャブ洗い、じゃあ洗剤洗い流すかと思ったらもう乾いてて、
まあ、いいか。と切り上げます。これでいいのかなあ(笑)。
火、水曜日‥マスキングをしていきます。
寂しいので女騎士と船長の漫才を聴きながら。
この二人のコンビ、好きなんだワ。(船長風に)
木曜日‥早速オートプラストーンを塗っていきます。
塗っている間はスマホ触れないので、途中経過の写真はありません‥。
手袋越しに触ったオートプラストーンは確かに岩ノリや「ごはんですよ」。
ごっそり掴み、ペタペタなすりつけていきます。
終わってから撮影したけど、暗いとよくわかりませんね
ちなみにジープのタイヤハウスやシャーシには元々、黒い何かが塗られていました。
前のオーナーも何らかのコート処理をしていたのかも。
日曜‥
作業時間を長く取れるので、
シャーシやフレーム内にサラサラの700をノズルで吹き込んでいきます。
あちらこちらに吹き込んでいたらすぐに一本空にしてしまい、
追加で一本購入することに‥(お金持ちだねえ~)。
ついでに、マフラーに耐熱仕様の防錆スプレーを吹くことに。
21万円もした、カッチョ良いステンレスマフラーが台無しです‥。
ステンレスがMr.カラーのシルバーの筆塗りみたいになりましたけど、
長い目で見ればこれで良かったのです。きっと。
昔、溶接をやっていた身としては、溶接部にスプレーを吹けるのは安心です。
それに、どうせマフラーなんていちいち見ないしね!
本来はちゃんとマフラーを外すべきなんでしょうけど、
戻せなくなったら困るので着けたまま吹きました。
あとでマフラーをマスキングしてシャーシに900をコートします。
さて、オートプラストーンの続き。
ですが、調子に乗って作業していたら、
オートプラストーンのしずくがポタッと顔の上に落下!
しかも目の近く!危なかった‥
ちゃんとゴーグルしときゃ良かった‥(汚れで見えないんだもん)
何しろコイツは、一度肌に付着したら石鹸では落ちないのです!
さいわい、手元にあったプラモ用のツールクリーナーで難を逃れました。
本来はペンキ用のシンナーとか使うんでしょうけど。
しかし、こいつもなかなかに強力。
敏感な目の周りなので、ちょっと綿棒でこするだけで飛び上がるほどしみるのです。
手を洗えば手が真っ白になるし。
それでもなんとか汚れを落とすことが出来、作業を続けることができました。
明るいところで見てもよくわからん(笑)。
でも、ゴワゴワした塗膜はなかなかに頑丈そう。きっと効果があるはずです。
今日この日で前輪タイヤハウス左右、サイドシル左右のコーティングを終えました。
消費したオートプラストーンはこれで2缶。
残り2缶ですから、後輪タイヤハウス左右と、その他シャーシを塗布できそうです。
ですが、今度は後輪を外さねばなりません。
タイヤを外したことは今までありませんが、いつかは必要になる技術ですから、
いい機会と思ってチャレンジすることにします。
ハローストレージに保管しています。
で、その荷物をどうしようか迷っていると、ハローストレージから手紙が来まして‥
あそこ閉鎖だとよ(怒)!!
勝手すぎんだろ!
‥でもまあ、採算取れなくて潰れたんならしゃーない。
逆に、このタイミングで潰れてくれてむしろよかったかも。
北海道で仕事中にいきなり「今月中に荷物取りに来て」なんて最悪ですから。
というわけでミコヤン、荷物も保管できる広さの物件を現在契約交渉中です。
契約者の皆さん、こんなケースもあるみたいです。
さて、ある秋晴れの日、
その江戸川区のハローストレージに荷物を持っていきました。
30系を買ってて本当に良かった‥。
他のジープや車なら、
「群馬から東京までチマチマ荷物作って運ぶ」
なんて芸当、できませんからね。電車でも無理。
余裕の積載量ですよ(あんま積み過ぎると後ろ見えなくなって怖いけどね)。
しかも、寮にジープを停めて荷物を積み込んでたら、
通りかかった白髪の管理人が「年季入ってるねえ~」とニヤリ。
わかってくれますか‥!ご老体!
よその会社の車でナニ晒しとんじゃあーー!!とか言われなくて良かった‥
わが社はそんなケツの穴の小さな会社ではないようです。
新車がアメリカで好調だもんね。
この日は荷物を積んだ後、
東京に向かう前に館林の美術館で絵を見てきました。
江戸末期~明治初期の大下藤次郎という水彩画の画家で、
西洋画を描いたり教えるだけではなく、なんと当時絵画の入門書を書いたことがスゴイ!
(しかもベストセラー)
今の小学校が水彩画を教えているのは、この人の影響なんだとか。
じっくり見たかったのですが、これから片道90km走らなきゃいけないのと、
どっかの小学校の課外授業とカチ合っちゃって、
どの展示行っても利発そうなお子様方に鉢合わせちゃって、居づらいので切り上げました。
この後、昼食はセブンのパンで済ませ、思い切って高速に乗ってみました。
荷物を満載して止まったり進んだりするのが燃料を無駄にしているような気がして‥
結果、燃費は通常と変わらなかったので正解だったかも。
このジープも一応高速には乗れるのです(バンバン抜かれますが)。
もっとも、料金は3000円ぐらい取られますが‥作業時間を一時間買えたと思えば?
あと間違えてATCETCの料金所に入りそうになって軽く死を覚悟しました‥。
さて、それでは本題のノックスドールの施工です!
ノックスドールとはなんぞや?
簡単に言うと、スウェーデン製の防錆アンダーコーティング剤です。
(らしいです‥僕もその程度の認識です)
ネットで調べたところかなりの効果があるみたいで、
(融雪剤に)試される大地・北海道には、いくつものショップで施工が行なわれています。
ですが、業者にやってもらうと高いし、古くて錆がある車は面倒なことになるらしい‥
なので!
面倒だから自分でやることにしたんです。
もうね、これから自分でできる作業はバンバンやっていく!
「ジープはちょっとわからないので‥」
聞き飽きたわ!俺だってわからんわボケェ!!
どうせわからないなら自分でやります!
俺がジープの理解者になってやる!
そしてジープは自分の手を加えやすい車ですしね。
(失敗したり汚れても気にならないし(笑))
しかし、調べてみるとノックスドールは色々種類があるのです。
ミコヤンはちゃんと仕事の合間にスマホでちまちま調べたのですよ‥。
700‥ボディの中空板合わせ、袋状、溶接部用のサラサラ浸透タイプ。
付属する長いノズルで部品の内部に噴射する。
750‥すでに錆びたところ用。700より粘度が高く、定着しやすい。
錆の上に皮膜を作り、その上からコート系のノックスドールを塗布。
900‥アンダーフロア、タイヤハウスなど用の、いわゆるアンダーコート。
他社のアンダーコートと比べ、なかなか乾燥しない。
オートプラストーン‥缶に入っているコールタール状。
ネットでの感想は共通して「岩ノリ」「ごはんですよ」
全部Amazonで買える便利な世の中です。
ミコヤンもAmazonで買いました。
各一本ずつ、オートプラストーンは4つ。
合計金額は‥考えたくもない。
それプラス、マスキング材とか。
で、手順ですが、
岩ノリ状のオートプラストーンを各タイヤハウスに手袋をした手で塗布していきます。
(コテ使うより、みんな手でやっちゃうみたいです(笑))
その後、サラッとした700をフレーム内部にノズルで吹き込む。
で、最後にシャーシに900の黒スプレーを吹く。
そんな手順です。
まずはタイヤハウスから。
普通はタイヤを外して作業するのですが、
手間がかかるし、ジープは前輪タイヤハウスが広いので、
前輪はそのまま外さずに作業することにします。
まずは下準備として、タイヤハウス内のサビ穴をハツり、
錆止めを吹いた後パテで補修します。
このサビ穴はジープを買った時から気になっていたので、穴を塞げて感無量!
面倒なので削ったりはしません。
どうせオートプラストーンを塗りたくるので。
ついでにサイドシル端っこの大穴も埋めます。
穴が大きすぎたのでメタルテープを貼り、その上からパテを盛るという適当さ。
どうせオートプラストーンを塗りたくるので‥(以下略)
次の日の月曜‥タイヤハウス内を中性洗剤で洗っておきます。
‥仕事が終わった後に。
本当、最近は日が短くなりました。
16時に寮に帰ってきてバーチャルYouTuberの動画観て休憩してたらもう真っ暗!
まだ17時だというのに‥。
本来は高圧洗浄機とか使うのでしょうが、
高いのと面倒なのとでバケツに台所洗剤と靴洗いのブラシで対応(笑)。
これでいいのかなあ‥。
暗い中ジャブジャブ洗い、じゃあ洗剤洗い流すかと思ったらもう乾いてて、
まあ、いいか。と切り上げます。これでいいのかなあ(笑)。
火、水曜日‥マスキングをしていきます。
寂しいので女騎士と船長の漫才を聴きながら。
この二人のコンビ、好きなんだワ。(船長風に)
木曜日‥早速オートプラストーンを塗っていきます。
塗っている間はスマホ触れないので、途中経過の写真はありません‥。
手袋越しに触ったオートプラストーンは確かに岩ノリや「ごはんですよ」。
ごっそり掴み、ペタペタなすりつけていきます。
終わってから撮影したけど、暗いとよくわかりませんね
ちなみにジープのタイヤハウスやシャーシには元々、黒い何かが塗られていました。
前のオーナーも何らかのコート処理をしていたのかも。
日曜‥
作業時間を長く取れるので、
シャーシやフレーム内にサラサラの700をノズルで吹き込んでいきます。
あちらこちらに吹き込んでいたらすぐに一本空にしてしまい、
追加で一本購入することに‥(お金持ちだねえ~)。
ついでに、マフラーに耐熱仕様の防錆スプレーを吹くことに。
21万円もした、カッチョ良いステンレスマフラーが台無しです‥。
ステンレスがMr.カラーのシルバーの筆塗りみたいになりましたけど、
長い目で見ればこれで良かったのです。きっと。
昔、溶接をやっていた身としては、溶接部にスプレーを吹けるのは安心です。
それに、どうせマフラーなんていちいち見ないしね!
本来はちゃんとマフラーを外すべきなんでしょうけど、
戻せなくなったら困るので着けたまま吹きました。
あとでマフラーをマスキングしてシャーシに900をコートします。
さて、オートプラストーンの続き。
ですが、調子に乗って作業していたら、
オートプラストーンのしずくがポタッと顔の上に落下!
しかも目の近く!危なかった‥
ちゃんとゴーグルしときゃ良かった‥(汚れで見えないんだもん)
何しろコイツは、一度肌に付着したら石鹸では落ちないのです!
さいわい、手元にあったプラモ用のツールクリーナーで難を逃れました。
本来はペンキ用のシンナーとか使うんでしょうけど。
しかし、こいつもなかなかに強力。
敏感な目の周りなので、ちょっと綿棒でこするだけで飛び上がるほどしみるのです。
手を洗えば手が真っ白になるし。
それでもなんとか汚れを落とすことが出来、作業を続けることができました。
明るいところで見てもよくわからん(笑)。
でも、ゴワゴワした塗膜はなかなかに頑丈そう。きっと効果があるはずです。
今日この日で前輪タイヤハウス左右、サイドシル左右のコーティングを終えました。
消費したオートプラストーンはこれで2缶。
残り2缶ですから、後輪タイヤハウス左右と、その他シャーシを塗布できそうです。
ですが、今度は後輪を外さねばなりません。
タイヤを外したことは今までありませんが、いつかは必要になる技術ですから、
いい機会と思ってチャレンジすることにします。