ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

ニコニコのブロマガでやってた『ツングースカ大爆発』から引っ越しました。

北海道を2トンのダブルキャブで走る。

ご無沙汰しています。初出勤から一週間が経ちました。
今僕は土木作業員見習いとして、郊外の土木建築会社に勤務しています。


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勤め先はこんな感じ。
建設現場風の土地にプレハブやらバラックやら重機やらが置かれています。
ここで重機やダンプを整備したり、道具を引っ張り出して現場に行くような感じです。

北海道の方はわかると思いますけど、北海道って町はずれや山の中に、
プレハブや重機が置きっぱなしになっているところがよくあるじゃないですか?
そう、まさにアレ(笑)。

子供の頃から見慣れてきた景色に、まさかこの年で自分が関わり合うことになるとは…。
でも僕がなんとなく憧れていた世界ではあります。
これでジープがあれば最高なわけですよ。





さてミコヤン、予算一万円でホームセンターで作業着等を購入。
領収書を持って帰ります。
なんだかRPGで王様から100ゴールドもらい、装備を整えている気分(笑)。
ゲームと同じく、やはり最低限の装備しか買えません。
まあゲームと違って武器(道具)は用意してもらえるんですけどね。



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…僕の履歴書です(笑)。

こんな中学生の作文みたいなアピールでよく通ったなと思いますが、
逆にこのアピールだから引っかかったのかもしれません。

というのは、面接の時の現場リーダー風の社員イリューシンさん(※仮名)が言うのは、
新人が来ても続かないと言うんですね。
「続かない」というより、「思っていたのと違う」と感じてバックれるらしいです。
重機オペやダンプ運転手で来ても、現場仕事なんかしたくない、わからないみたいな。
でも現場仕事を知らないと、実際は作業はさせられないわけですよ。



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この現場、もう完了して引き渡した状態ですが、僕が最初に入った現場です。
去年の暮れにこの砂利のところを掘り下げて水道管の交換を行い、
僕が入ったときは大穴が開いていて、その埋め戻し作業をしてました。

当然、スコップなんかじゃ終わりませんから重機の出番ですが、
僕が思っていたのと全然違って、重機と作業員がとても近いんですよ!
重機で砂利を撒く→作業員がスコップで広げるみたいな。
しかも隣でタイヤ館が営業してるし、上は電線が走り、横を車や通行人が通ります。

運転しているイワーノフさん(※仮名)は下ネタ好きのオジイチャンですが、
僕が生まれる前から重機に乗っています。
でも僕みたいなのがウロチョロしてても動じることなくアームを動かし、
撒いた砂利を僕がスコップでやるよりキレイに均らし、
溶接でも外れない鉄骨を履帯で踏みつけ、アームでロボットのように器用に外します。



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こんな作業、土木の現場を知らないと無理ですって!!
ただひたすら穴を掘る、雪かきをするなら多分僕でもできます。
で、会社が求めている「重機オペ・日給1万3千」とは、
イワーノフさんのような人物(職人ですね)を指すわけです。
そりゃ面接なんて通らないわけだわ…。
今まで続かなかった人、そして入社する前の僕も
「こんなだとは思わなかった」という訳です。

あと人間関係ですね。
イリューシンさん(仮名)はヤンキー上がりの強面ですが、僕を敬語で呼び、
丁寧に仕事を教えてくれます。
でもこれ、イリューシンさんだけが特別らしいです。
普通、先輩方は道具の場所とか名前とか使いかたとかイチイチ教えてくれません。で、

「そんなこともわからねえのか!」

「ああん?!じゃあちゃんと教えろや!!」


ってやりとりになってヘルメット投げつけて辞めたりしないでね、
と、面接のとき言われました(笑)。

皆さん、どう思います?

僕も派遣バイトで先輩にこんな扱いされてムカついたことが度々ありました。
(ビビッて逆切れ出来なかったけど)
確かに不条理ではあります。
ちゃんと教えろや、育成マニュアル作って、とも思います。

ただ、これが現実なのです。どこも同じ。

いちいち新人の機嫌を取って丁寧に仕事を教え、簡単な仕事からやらせる、
なんて現実にはやってられません。
挙句、そこまでやっても逃げる奴は逃げるし!

余計な手間がかかって仕事の邪魔する奴は嫌われます。信頼を得られません。
新兵が嫌われるのはプラトーン』の世界だけじゃない。
そういう勝手な人間たちをうまく使って仕事を回し、この世は動いているわけです。
45で無職を経験してミコヤン、ようやくその境地に目覚めました。

さてミコヤン、先日の水道管の現場で、イリューシンさんに

「軽トラ、うちの会社に持ってこれる?」

と聞かれました。
そこの現場、札幌市郊外で北広島まで30km離れています。

実はミコヤン、その日の昼に軽トラを動かしたんですがこれがやばい!
同じマニュアルでもジープと感覚が全然違う!軽いし早い、すぐ曲がる!
なので、「いやちょっとまだ…道も馴れてないし‥」と答え、ガッカリされました。

普段ジープ乗り回してるなら軽トラなんか簡単だろ!
もう3日通ってるんだから!運転してなくても!

と、いう訳です。
で、次の日は通勤に使った2トンのダブルキャブ車で「ちょっと乗ってみようか」
言われ、捲土重来を誓っていたミコヤンは内心ガクブルしながら了承!
もちろんジープ以外の車なんて運転したことありません。
でも、普段から通った道を地図で確認するクセがあったのでなんとか無事会社に到着!
ギアがジープよりも入れづらく、バックランプが点いたのをイリューシンさんに
突っ込まれはしましたが、どうやら最低限の信頼は取り戻せたようです。


…で、ですよ。
僕が何故だかこの会社に引っかかったのは、
こいつならそういったギャップに耐えられる、と判断されたからじゃないかと。
わけのわからない経歴だけど耐えれられるとか言ってるし、
ジープ維持して北海道で暮らしたいってことは、簡単にバックレたりパチンコで借金抱えて逃げたりしないだろうと。
僕はダメ元で「これで落ちたら警備のバイトだ」と半分自棄になって書いたんですが(笑)、
結果的に奇跡なのか何なのか、うまく会社のフックに引っかかったようなのです。

ちなみにうちの会社、ハロワに求人出すのをやめてしまったとのこと。
答えは簡単。

来ても続かないから。

せっかく教えてもそうなるから、嫌になった、面倒になったとのこと。
イリューシンさん他、先輩たちから

「ミコヤンさん、どこでウチの求人見たの?」

と不思議がられました(笑)。

僕はほとんどハロワしか見てなかったし、ダメだったら警備のバイトと決めてたから、
せっかく会社は人が欲しい、僕は働きたいと思っているのに、
お互いに機会損失するところでした(笑)。
世の中うまくいかないもんですね~。



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水道管工事の次は山で雪かき。土曜日でした。
正確には、資材置き場の雪をどかしてその下に埋もれた資材を掘り起こすのです。

これも重機が活躍。
作業員は下に埋もれているブツに気を使いながら重機と連携して作業。
掘り出したらワイヤーをかけて玉掛けでブツを吊って移動。
疲れるし寒いし見た目以上に大変でした。

重機の作業員が作業終了後、スコップで履帯をキレイにしているのが印象的でした。
そうしておかないと、土や水が中で凍って動かなくなるそうで…。


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翌日曜と月曜は休みと言われましたが、先輩のカモフさん(仮名)が
片づけをするというので出勤させてもらいました。
週に二日休みだと収入が減るからなのですが、
早いとこ道具の置き場所や名前を知っておきたいという希望もありました。

それまでは片づけはカモフさん(仮名)が仕方なくやっていた(誰もやらない)そうで、
僕が志願すると、そこそこ見どころがあると思われたようです。

右に見えるのは廃油ストーブ。
個人で自作する人もいますが、たいていは廃油の入手に困るのだとか。
うちの会社にも、農家が廃油をもらいにくるそうで。
うちはこれだけ車両がありますから、ドラム缶単位で廃油が手に入ります。
「ミコヤンさんもオイル交換して廃油ここに捨てればいい」と言ってもらえました。
自分でオイル交換してホームセンターに持って行くつもりだったから助かりました。



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この日は作業後、小型の重機で練習させてもらえました。
最初はおっかなびっくりでしたが、教習所のとは違って小さいので扱いが楽。
速度は出ませんが、初めてリラックスして重機を扱えました。






夕食は、帰りに近所の生協で買った冷凍ジンギスカン
気のせいか、子供の頃より高くなったような…。
今は500gで1000円します。
でも年のせいで今はそんなに肉を食べられないので、
野菜を多めにすれば4食分ぐらいにはなりました。
これをかの有名なスタミナ源たれで食べるわけですよ!




珍しくギョウジャニンニクも売られてて、つい買ってしまいました(半額だったので)。
数束で600円と高いからか、野生ものよりニンニク臭がきつくて美味しかったです。
飲み物は当然ガラナ
コアップガラナは甘味料も北海道のジャガイモから作っているそうで。
キリンのガラナの方がガラナ臭、カフェイン臭が強く、好みなのですが。



  


そんな訳でミコヤンの近況でした。
今のところ、なんとなく夢に向かって動いてはいるようです…。