ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

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タミヤ1/35『T72M1』製作記④(終)

今、世間ではガルパンがブームで、WW2時の戦車が人気のようです。

ですが、ミコヤンは時代に逆行するようですが現用がマイブーム。
T72をはじめ、『アーニャと模型と東側兵器』用の模型を作るため、
現用兵器へのテンション維持、というのもありますが。
おかげで模型雑誌買おうと思っても、ガルパン特集に気を取られてしまいそうで、
怖くて買えません(笑)。
一応劇場版観たから、チハとかセモベンテ作りたいんですけどね。

さて、T72は完成したのですが、ついでにこんなのも作ってみました。
タミヤのM151のグレナダ侵攻ver.です。







なんでコレ作ったかというとあまり深い意味はないです。
ただなんとなく、公道を走るのが似合う軍用車両を作りたくて。あと、安いし(笑)。

昔のM151のパーツ追加版のようですが、荷物などのパーツはあっても、
固定するバンドなどはなく、ただ「自作してください」との非情な一文が(笑)。

結構荒っぽいねえタミヤ
所詮は金型流用で、新作のガマゴートのおまけみたいなものだから?



ま、作れって言うなら作りますよ‥。

実は前回、機械化歩兵を作った時に作ったスリングが気に入ったので、
またバンドを作るときのために0.2mmの銅板を買っておいたのです。



0.2mmでいいのかどうかもわかりませんけどね(笑)。
とりあえず一番薄かったので。で、今回早速試してみたのです。

まあ作り方はよくわからないし、思ったより硬くて切り出すだけでひと苦労、
Pカッターとモデラーズナイフで何度も切れ目を入れて切り出しました。
昔はアルミ缶などから作ったそうですが、これなら道端の空き缶で良かったかも(笑)。

ともあれなんとか切り出し、なんとなく曲げてそれとなくつけてみました。
どうやって固定したのか?‥見えないところで瞬接つけまくり(笑)。
だって資料がないのだもの!まあパッと見はそれらしく見えるでしょ?



「とりあえず簡単に形になり、それっぽくなる」

だからタミヤは好きなのです‥いや、素晴らしいのです。

これ、何気に大変なことですよ?
一緒にガルパン観に行った友人のマーダル氏(仮名)は映画見て
P40(※なぜか二つ所有)作り出したはいいものの、パーツが合わなくて苦労してるもの。

せっかく作りたくなったのに、時間がかかるんじゃあ勿体ないですよ。
(P40も一応タミヤマークついてますけどね(笑))


さっさと形にして飽きる前に完成させるッ!
それだけが満足感よ!

過程や‥方法など‥どうでもよいのだッ!!
‥だから僕は進歩が無いのでしょうか?


さて、それではT72です。
前回は基本色を塗ってアレッってなったところまででしたっけ。
それをなんとか誤魔化すため(違和感を無くすため)、
ウェザリングやドライブラシをしていきます。


と、その前に、ペリスコープなどの部分にハセガワの『偏光シート』を貼っていきます。











こいつは切り出すのも貼るのも大変。
で、苦労して貼ってはみたけれど‥あんま見えない(笑)。
でもたまにそれっぽく光るときがあるので、何もしないよりは良かったかも。

関係ないけどこのシート、絶版らしいですね。
便利そうなのに、意外と売れなかったのかなあ‥。


さて次はいよいよドライブラシ。




ドライブラシで少しでも色味が変わればと思ったのですが、あまり効果はなく、
やっぱりトラペやタミヤの指定通りにしておけばよかったとちょっと後悔。
でもまあ、これはこれでありかも、きっとこんな色の戦車もあるよと自分を納得させます。


さて、ウェザリングですが足回りは思いっ切り泥で汚します。ええ、汚しますとも。
イメージはそこらへん走ってきたロシアの戦車。
ロシアの道なき道を走って来ればそりゃ汚れるでしょ。
ちなみにロシアの人は掃除片付けが苦手だそうで。
(土地が広いので、いらないものはそこらへん置いとけば?という感覚なんだとか(笑))

歩兵フィギュアはアフガンっぽいですが、別にアフガン侵攻を再現って訳でもないです。
アフガン侵攻はあまりに誰得・悲劇的なので再現したくない‥(笑)。
多分アフガン派遣を見据えた訓練中なのでしょう。

ミコヤン愛用のウェザリング用アイテムはやはりタミヤの『テクスチャーペイント』。
ロシアの土はどんな色なのか知らないけど雰囲気で!
こいつをアクリル溶剤で溶いてなすりつけるッ!






作業中、砲塔落っことしてスモーク折れても気にしない!
(砲塔は切り欠きを切り落として乗せてるだけなのです)












どうでしょう、それっぽく汚れてません?
きっとこんな感じだよ戦車って!ウン!

いや、足回りの塗装を誤魔化している訳じゃあないんです。
履帯なんて泥がこびりついてモールドなんて見えませんて!

でも僕の汚しテクニックが上手いんじゃなく、
タミヤ『テクスチャーペイント』の性能のおかげ(ランバ=ラル風)
だということは自覚しています‥。









お気に入りのアングル。それっぽく見えるでしょ?

(後ろの日本兵は気にしないで下さい)




なんかもう見慣れたせいか、これで良いような気がしてきました。
きっとこんな感じなんだよT72って。うん。
(ガチョウは気にしないでください)






ほら、後ろにハインド飛ばせば立派な第三次世界大戦風。
ドラゴンの箱絵もこんなだったような気がしてきました。
(華仙ちゃんは気にしないでください)


という訳で僕とT72は幸せなキスをして終了。いいね?
‥人に見せられるような模型を作れないのにネットに載せるというこの矛盾を抱え、
近々『アーニャと模型と東側兵器』をうp予定です。
(本当は紙芝居作っているうちにいつのまにかM151を塗装していたという‥)