ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

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凸ダグ第二七話「パルミナへ渡る日」裏話と今後について

先日うpした拙作凸ダグ第二七話「パルミナへ渡る日」、
楽しんでいただけたでしょうか?

 ご視聴、コメント、そして宣伝をいつも有難うございます。

 さて、ミコヤンは現在、第二八話「パルミナの熱い風」を製作中です。
 で、今更ながら気づいたのが‥






 ‥CBアーマーって、結構色が明るい(笑)。



 この回がたまたま明るいだけかもしれませんが‥。
模型作例で「リアル」とされているダグラムは、たいてい暗い色です。
ですので、このカットのようなブルーに白、というのは逆に新鮮‥今更かよ!(笑)
 リボルテックも結構暗い色だったような。
あとソルティックも本編では太ももとか白なんですね‥。


前にも書いたかもしれませんがミコヤン、アニメカラーver.という言葉が好きです。
逆に、よく模型作例で見られる「ロボットに迷彩」というのが嫌いです。

「迷彩」ってのは理屈ばかりでつまらない現実世界でのカラーリングでしてね!!(笑)
アニメ世界のロボットなんだから堂々とせいと!トリコロール上等!
人型ロボットが闊歩し、「リアル」な戦車や飛行機をバカな武器で叩き落とす!
それこそがロボットアニメ‥











 うっ‥!!


 ま、まあMaxさんも
 金型とか減価償却しなきゃだし(滝汗)‥!



 ‥でもね、昔、アニメージュ文庫のエルガイム本で永野護先生が、
アシュラ=テンプルのリバース・ボマーの話だったかで

「リアルな戦闘機とかにロボットは負けてはいけない。
           それではロボットを出す意味がない(※要約)」


 という一文があり、この一文でミコヤンは永野信者になりました。
 アフターバーナー吹かしたりラダーをパタパタさせる現実兵器より、
鉄球投げつけたり剣でチャンバラする人型ロボットの方が強くなくてはいけない、
という意味でした。

 そういえばロボットが嫌いと仰っている師匠の富野監督の作品でも、
人型ロボットはたいてい、現実の非情な最強兵器・核を凌駕してますね。
オーラバトラーイデオンのバリヤー、水爆ミサイルを切断するガンダム
アクシズを押し返したニュー、ミサイル群を跳ね返したブレンパワード‥)

 まあ単純に、冷徹に演出家としての、

「オモチャにリアリティ持たすための演出」

に過ぎないのかもしれませんが‥。



 ‥ともかく、だから良いんです!
 崇拝する永野センセイが

「すまん‥ありゃモーターヘッドじゃなくて
            ゴティック・メードだった」

 ‥って仰るなら
それはそれで!!


  

 いいもん!『FSS』の世界で、
 最強の兵器が人型ロボットであることは変わらないんだから!!
(血涙‥なんだ?俺の‥涙か?)

 表紙のダッカス(だっけ?)格好いいよ!読んでないけど‥



 あと、超絶モデラー山田卓司さんの作例に、ジムスナイパーがありますが‥




 迷彩してないでしょ?!(ライフルも)
 これがアニメ世界の兵器ですよ!


 ユウシロウの乗るTAが輸送機から吊られて戦闘機叩き落として、
頭上のラプター撃墜ですよ!
(だからミコヤン、プロレスは好きなのにリアル格闘技は好きじゃないのかな‥)




あとピンクとかグリーンの髪をバカにする人がいますけどね‥








じゃあリアルな黒髪にすればいいのかと!


そんな地味なアニメ、日曜の朝から一体誰が観るんだよ!
※でもプラモは再版のたびに瞬殺


イデオンダンバインのブリッジ要員、全員フルネームで言えても、
特務自衛隊の名前全員言えないでしょ!?

 つくづく勿体ないな~ガサラキ‥。
主人公の特殊能力で、搭乗機が暴走したり性能が上がるメカはいくらでもあるけど、
僚機にまで同じ効果が出るロボットアニメなんてありますか?!
あと回想編観た後だと、イシュタルのスズランのシール見るとつい泣いてしま‥




 ‥何の話でしたっけ?

 ああ、そうだ、凸ダグでしたね。

 それではまず二七話の裏話みたいなものから。
少しでも楽しんで頂ければ幸いです。順不同で思いついた先から言いますね。


 まずチハヤの『「連邦軍は72と言う」発言』

 これ半分マジです。
っていうのはね、連邦軍軍人はマジでしょっちゅう「なにっ?!」って言うんです。
(次回でレーク兄さんも言ってます(笑))
ネットでは「なん‥だと‥」ってフレーズが有名ですが、あれに匹敵しますね。
なので、メタ的にツッコんでみたわけです。
 ‥で、多分この「72ネタ」はもうイジりません。キリがないから(笑)。


 で、次にヒビキの実家の場所の話。

 これももう本編で記述した通りです。なぜこの点に気づいたかというと、
元々最初から考えていたシーンが、ヒビキが撃墜された後、タカネが
「あのヒビキが死ぬはずがありません!
泳ぎが達者なヒビキはきっと泳いで実家へ帰ったのでしょう‥」
 みたいなことを言うつもりだったのですが、本編作っていくうちにカット。
だってあの流れでこんな長いセリフはねえ‥次回予告で生存確認できるし(笑)。

 で、どこらへんに島があるかな‥と地図を見返したら‥本編の通りです。
マジで飛び地でギリギリ「温帯」に属している島なんです。




 熱帯地方に属してはないけど年中暑い‥結果的に沖縄に近くなったかも。
だから他の島に比べて過ごしやすく、人口が多いとか。
 人件費が安く(=パルミナ人だから ※詳しくは次回本編で)、
カーディナルなどの本土に近く、航路の確保、沿岸警備のために基地が必要‥
ほら、それらしい理由が出来たじゃありませんか(笑)。


 ついでに話すと、今回のヒビキのエピソードも早くから出来ていました。
運良く本編でも、パイロット死んだ描写とか無かったし(笑)。

 ちょっとネタバレになりますが、ヒビキは一番最初に捕虜になるということで、
敵側アイドルとイオリたちを仲介する役どころになるんです。
 ‥『スパロボF』でいうと、敵だったガンダムWパイロットたちとロンド=ベルを
 結んだデュオやカトルみたいな(笑)。
 で、これからは「パルミナ人」という、南に住んでいるからという理由で
何気なく僕が決めた出自が重要になってくるわけです。
 当然パルミナ人であるノノワとも絡んでくるわけで‥
 ‥ところで半分リタであるノノワは、いつまで「ノノワ」なんでしょうね(笑)?


 あと今回、元々は『ユリポを出すつもりだった』んですよ。

 死んじゃってるんで、天使の輪と羽根つけて『ゆりぽ大天使』みたいな(笑)。
なんで出すかというと、もともとこの回に旧雪歩の津軽海峡冬景色』を流そうと
思っていたんです。



 いや、マジです(笑)。冬でもないし北国でもないけど、海を渡るということで。
 埠頭で「私は死んじゃったけど、みんなは向こうに行っても元気でね」みたいな。
で、イオリが「アズホ、アンタ今何か言った?」と。

 で、「第一部・完!」みたいにしんみりして終わったところでサマリンが
「これで終わりじゃないぞよ。もうちょっとだけ続くんじゃ」‥これはギャグですが。
 で、実際作ってみると、せっかくのヒビキの撃墜や、
海を渡る決意をしたアズサの印象が散ってしまうんですよね。

 あと、曲をかけるだけのシーンが無い。これが物理的な理由です。
ドナンがアズサの手紙を読むシーンで流すのもおかしいし‥。

 という訳で今回、大天使ユリポの再登場はキャンセルとなりました。
実は今後、登場予定があるのですが、それはずっと先の話‥
24部隊登場のあたりになりそうです。



 でも、24部隊4人いるけど、現在クロイ少佐の育てたパイロットは二人‥
24部隊の4人、いったい何者なんだ‥(棒)。


 さて、先ほど『津軽海峡冬景色』をかける予定だったと書きましたが、
実際に流れたのは『オーバーマスター』(響ver.)でした。

 これを戦闘シーンに流したのはもちろん、
ヒビキが一人でフェアリー隊を背負っているからという演出だったわけですが、
他にも重要な理由があります。

 ‥それは音源の問題(笑)。
 せっかく迫力あるブッシュマンとの戦闘SEを入れたいところですが、
クリンやパイロット(郷里さん)の声が入ってはギャグになってしまいます。
そこで戦闘SEには目をつぶり、オーバーマスターを流し‥誤魔化した訳ですな!

 いや、誤魔化したというかマジな理由です。本当に。
そのためにちゃんと響ver.のオーバーマスター用意したんですから。
ヒビキが一人でフェアリー隊を背負って戦う‥お気に入りのシーンです。
 歌詞も内容に合ってると思いません?
「♪スリルのない愛なんて~ 」で咄嗟に攻撃をかわす‥まあ、偶然ですが(笑)。

 ちなみにこれは響の「ぼっちネタ」への意趣返しでもあります。
「ああそうさ!自分はぼっちさ!だから自分一人の力で少佐と隊を救ってやる!」
 という訳です。
実際、ミキにも「ぼっちのヒビキらしいの‥」と言わせようとしましたが、
土壇場でキャンセルしました。


さて、以上が今回の話の内容でしたが、今度は次回以降の話。



 新キャラのクラリス?とジョークさんについてです。

 クラリスがどういうポジションなのかは今のところ秘密ですが、
実はそれほど重要なキャラではありません(笑)。

 というのは、まず、

「新天地に行ったら新しい出会い」

というのがお決まりじゃないですか。
今までも、765星に行ったらレイカ曹長がいたり、
ボナールに行ったらタカネやアズホ、J=タカギがいたり、
僕も先日、新しい職場で新しい出会いがありました。
(※ちなみに765星を「ナムコ」にしなかった理由はそのうちわかります)


 もちろん原作でも、ジョークとリタという、新しい出会いがありますが、
リタはご承知の通りノノワが前倒しで登場しちゃってますし、
おっさんのジョークさんだけじゃインパクトに欠ける(笑)。

 ‥あ、でも、ジョークさんに関しては原作でもリタと知り合いということで、
本作でもノノワと旧知の仲です。
 少しでも面白いキャラになるよう、工夫するつもりですのでお楽しみに‥。

 そこでやっぱ女の子だよな、ということで新アイドル登場、という訳です。
まだ設定が固まっていないので、これからの活躍に期待しててください。


 ‥765プロアイドルだけじゃさびしいので、他にも『~シンデレラガールズ』から
ゲストキャラを出したいんですけどね。
 ちなみに一人ネタを考えている子がいるんですが、どうも悲劇的な話になりそうです。
ファンの人はどうか恨まないでください。

 ‥うちのアーニャも出したいんですけどぉー、
アイツ、ロシアネタ一本しかないじゃないですか~(ゲス顔)。

 ダグラムでロシアネタっていったら「アレ」かなあとか‥
ある意味「拠点防衛用」だから重要かもな‥ まあか~な~り、先の話ですね(笑)。


 ‥という訳で、ネタだけは色々作っておりますので、
「アイツ失踪しよった!」と早まらず(笑)、どうか気長にお待ちください。

‥Not even justice, I want to get truth. 真実は見えるか…?