ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

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Maxダグラム「素組み」レビュー ~ボディ・ザック編~

先日は急に雪が降ってびっくりしましたね~。凍える手で深夜フォークを操作しているミコヤンです。
雪が降った翌朝帰宅して、外に設置してある洗濯機を操作しようとしたら動きませんでした。

まさにフリーズwww
‥でもドイツ軍はもっと大変だったんでしょうね(自業自得だけど)


 大祖国戦争といえば、先日『アーニャと模型と東側兵器』という紙芝居を投稿したのですが、
観てくださった方々及びコメしていただいた方々、本当に有難うございました!
 不定期ながら今後も続けていきたいと思います!(本当は明日からでも投稿したいのですが‥)

‥ああおっしゃらないで!
早くMAX版ダグラム見せろっていうんでしょ?
結構!必ずキットが欲しくなりますよ‥


では前回の続きで胴体からです。
まずはウエスト部。ボールジョイント受けのポリパーツを挟んでいきます。



 後述しますが、この腰の関節が素晴らしいのです。
さて、ウエスト部が出来たら、今度は白い部分のパーツで挟みます。
残念ながら、塗装する場合はちょっと面倒そうです。
四角い枠はターボザック用のポリパーツです。




 次は正面ダクト。
有り難いことに赤いパーツは別パーツで、塗装後にはめ込むことも出来ます。
ですが、ここまで順調にきたのにちょっとした問題が発生。
ダクト枠の片方が、パチンとうまくはまらないのです。個体差なのかも知れませんが‥。
接着してしまえば気にならないのですが、ポロポロ取れて軽くストレスです‥。






胸部前面が出来たら胴体に取りつけます。



お次は胸部上面。
関節は上面側に付きます。
上と下で挟み込むような形になるわけです。



ガンプラなどで前面後面挟み込みに慣れているので、珍しく感じます。
おそらく色分けの都合でしょう。
肩部のポリパーツをグレイのパーツで取りつけるのですが、ちょっと強度が不安‥。
肩をしっかり保持できるのか、現時点ではちょっと不安です。
簡単に抜け落ちたりはしないでしょうが、取りつけは出来るだけ接着した方がいいでしょう。


上部が出来たら、胴体と組み合わせます。



左右のグレーのパーツはポリパーツにはめ込みます。
強度が不安だったのですが、きちんとはまったので大丈夫そうです。


 説明書どおりならば次は腕部の組み立てになるのですが、
早く胴体を完成させたいので先に腰を作ります。
パーツの一覧はこんな感じ。




最近のHGUCでは定番となった、股関節部が回転方式になっています。
アクションベース用の穴が無いのに違和感を感じるほどです(笑)。
ダグラムもジャンプするんだからベース必須だと思うのですが、
まさか他社製品のアクションベースを推奨するわけにもいかないのでしょう‥。

腰の左右のグレーのパーツ、ちょっとうまくはまりませんでした。わずかに浮く感じ。
また、腰の上の白いパーツが別パーツなのは塗装派には嬉しいのですが、
このパーツもうまくはまりませんでした‥。
すり合わせたり接着すれば気にならないでしょうけど、少しストレスです。


ここで、胴体部を組み立ててみます。



こんな感じです。
なかなかいいプロポーション!この先が楽しみです。
あとでばらすことを考えてキチンとはめ込んでない点はご了承ください。

余談ですが背中のクリアーブラウンは、キャノピーの塗装に必要と知り、
慌てて高い金かけてamazonに注文しました(笑)。
Mr.カラー派なので、「そんな色あったっけ?」と思ったのですがガイアカラーだったとは。
多分、ダグラム以外にあんま使わないんだろうな~(笑)。


さて次はリニアカノンとザックを作っていきます。



リニアカノンは左右貼り合わせに尾栓と砲口を取りつけます。
砲口は勿論開口済み。




組み立てるとこんな感じ。
リボルテックダグラムのキャノンはでかくて「大砲背負ってます!」って感じでしたが、
こちらはシャープで、対機動兵器用の「速射砲!」って感じがしますね。
バーグラリー・ドッグの長砲身キャノンみたいな。

でも、写真ではわかりづらいですが砲身に若干の隙間が出来てストレスを感じてしまいました。
接着・塗装派の僕には気になりませんが、やはりスナップフィットは好きになれません‥。


さて、ターボザックの部品一覧はこんな感じ。



意外にパーツが多いです。
単純に「前と後ろ貼り合わせた箱」ではないのです。
それは何故か?




わかりますか?
これ上半分のパーツなんですが、最初からある程度薄く整形されているんです!
戦車プラモで言えば、
定番工作の「フェンダーの薄々攻撃」を最初からしてあるようなもんですよ(笑)。

さらに‥おどろきのこだわりパーツはまだあります。



わかりますかね(笑)?
中央のパーツなんですが、さらにその中央、丸いパーツの中だけ
梨地整形されているんです!!
こんなトコ誰も見ねーよ!!(※誉め言葉)

凄い旧タカラの1/35スコープドックとブルーティッシュドッグがスコープ部分を共通にせず、
わざわざ金型別に作ってあった
以来の驚きですよ!

ってゆーか何のパーツなんだよ(笑)!
この謎のこだわり‥MAX渡辺氏自ら設計したんじゃないでしょうね?
まあ梨地部品は整形の際にひと行程省いただけとは言われてますが‥。
妙にこのターボザック、こだわりを感じます。


さて、組んだ状態はこんな感じ。
きちんと色分けされています。




下部の赤いパーツがはまってないのは、あとで塗装のために取り外すためですので
ご了承ください。

さて、それではさっそくダグラム本体に取りつけてみましょう。





ダグラムの背中の穴に差し込むのですが、
よく考えたらこのダグラム、穴が常に開きっぱなし。

つまり、初期のザック無し状態は完全に再現出来ていないのです。
(まあプラ板でパーツ作るか、見なきゃいいんですが(笑))

そういえばミサイルポッドもないから通称ヤクトダグラムでもないし、
おそらく「朽ちダグ」ポーズは取れません。
これはまずは無難な「普通のダグラム」を出しておいて、
キットが売れたらヤクトダグラムとか、破損パーツが付属した「朽ちダグ」が出たりするんでしょうか?!

‥考えすぎですかね(笑)。


まあ余談はこれぐらいにして。
ザックを取りつけてみます。

肩の丸いモールドに
パイプを合わせるんですが‥




ダボなどはないので常に浮いています(笑)。



でもこれは、可動や脱着を考えたら仕方のないことなのでしょう。

そして取りつけた状態がこちら。






カッコイイ!!

手足はありませんがちょっと可動させてみましょう。
ここで先述した腰関節の可動が発揮されます。


「新手か!?」
上を向くダグラム




拙作『凸ダグ』第24話での、ヒビキ機撃破シーン風に。




どうでしょうか?結構可動しているでしょう?

「格好良くポーズをつけるためには、
    ロボットプラモは腰が可動しなくてはならない」


というのが僕の信念なんですが、このキットはそれを実践してくれてて嬉しいです。


というわけでちょっと長いですが、胴体・ターボザック編でした。
そろそろ仕事行く時間なんで、ほな!!

真実は、見えるか?!



(とか言いつつオマケ‥ちょっと腰を傾けてみました)