ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

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夏の小旅行‥銚子・犬吠埼を散策 ①出発‥夜に到着~朝の銚子駅前

先日、ルートビアとかペリエとかのあっちのジュースが無性に飲みたくなって、
駅前のドンキに行ってきました。

そしたらドンキ名物『外国のジュース』が無くなっていたんですよ!
やっぱ僕みたいなもの好きがたまにしか買わないから?


 

売れないものは撤去され、
そこそこ売れて当たり障りのない商品しか陳列しなくなる世の中ですよ。
そんなに利益を追求したいのか?!

昔は大型スーパーが田舎の小売店模型店も)を駆逐してしまいましたが、
今は大型スーパーすら経営に困って次々閉鎖しているんだとか。
そーやって利益ばっか追求した結果、田舎には何が残るんでしょ?年寄り(笑)?



まあそんな話は今回の旅行にはあんまり関係が‥いや、ちょっと関係あります。
というのは僕は最近、地方に住みたい願望が強くなってきたのです。

東京に住んでいるから「地方」と見下しているんではありません。
元々僕は北海道の田舎者。最近無性に田舎に帰りたくなってきたのです。
もしかしたら本能が関東大地震を予知しているのかも(笑)。


そんな訳で田舎‥というと失礼ですが、無性に地方都市に行きたい最近だったのです。
それが村上春樹旅行記を読むことで増幅され、3週間前の小旅行と相成りました。


さて今回の旅行、こんな感じでなんとなく本能の命じるまま、風の吹くままの
気ままな旅だったので、特に目標はありません。

代わりに道中、想い出やネタになりそうな写真を大量に撮ってきました。
それに簡単なコメントを付け加えることで、
今回の行き当たりばったり旅の雰囲気が伝わればいいなと思います。


さて、それでは出発当日の8月13日土曜日から話を始めます。

丸一日休みはもらったものの、当日まで旅行の詳しいプランなどもなく、
なんとなく銚子に行って民宿にでも泊まろうか程度の考えでした。

というのは、今年の1月23日‥関東に大寒波が近づいていた日銚子電鉄に乗って、
「外川」という駅で降りたのです。
そこで色々面白い発見をしたので、いつか日を改めてそこの民宿にでも泊まって、
徹底的に探索してやろうと思っていたのです。


ちなみに外川つくしちゃんというイメージキャラクターもいるそうで(笑)。




まあでもだらだらしているうちに、もう夕方。
デジカメと読みたい本をカバンに詰めて家の前のバスに飛び乗り、駅に向かいます。
東京都江戸川区から銚子に行くには数時間かかります。

乗り換えで蘇我に降りたときはもう真っ暗。





旅の思い出に立ち食いソバでもと思いましたがそんな時間もなく、
ぬばたまの夜列車に揺られ、ようやく銚子に着いたときはもう22時前。






駅前にいくらでもあるはずの宿泊施設は閉まっているか満室か、
暗くて見つからないかで(笑)、
ようやくちょっと高そうなホテルで一部屋を取ることが出来ました。
テルマン曰く、

「運が良いですねえ‥ちょうど一室用意できますよ!」

実はこのホテルの前にもう一軒見つけていたのですが、
そこもダブルのキャンセルがあり、

「運良く一部屋だけ用意できます」

とのことでした。そこはほぼダブルの料金だったのでやめましたが、
結局、ちょっと高級なホテルに泊まることで同じような料金になってしまいました。

しかしこの、

「一部屋だけ空いてます」

ってのは偶然?
それともホテル業界の常套手段だったの?!
一応行楽地みたいだし、観光客も多いようなのでたまたまかもしれませんが‥。

まあともかく背に腹は代えられません。
高くてもそこに宿を決め、やっと一息つけました。


ですが今度は夕食の問題。
飲食店は居酒屋以外ほとんど閉まっているし、
旅行でコンビニ弁当なんてあまりにも情けない‥。
とりあえず駅前に行ってみます。

でも同じ顔がウロウロしていたら変に思われる‥
落ち着け‥オレは腹が減っているだけなんだ‥。




ええいここだ、入ってしまえ!



‥と、まるで孤独のグルメ』のゴローちゃんのように、
酒が呑めないのに飯目当てで駅前の居酒屋に入ってしまったのでした。

 


まあ孤グルに登場した店のように、ここは定食もやっていたからなんですが。
酒が呑めないので人生初居酒屋です。(40にもなって情けない‥)




きたきた‥きましたよ!


‥という訳で、唐揚げ、焼き鳥とネギ、マグロ丼と、
いかにも海の近くの居酒屋というメニューで腹を満たしたのでした。
(マグロ丼だけ減っているのは他のメニューが来るのが遅くて腹が減ったから(笑))
ちなみに後ろに酔っぱらった一団がいてものすごくうるさかった‥。
いかにも地元の居酒屋でしたね。

帰りにコンビニでコーヒーとお菓子を買ってホテルに引き返します。
ちなみに電車の中とホテルで読んでいたのはひし美ゆり子さんの本。




ウルトラホークを作るため、ウルトラセブン熱を上げるつもりだったのですが、
この本、普通に面白い。ひし美さんはチャーミングで魅力的な女性ですね。
ひし美さんらしいサバサバとした語り口で、
撮影当時のことを面白おかしく語ってくれています。
ウルトラセブンが好きな人には必読ですね。


こうして慌ただしかった夜も更けていったのでした‥。









翌朝。良い天気です。
8時ごろにホテルを出、駅前に向かいます。







ゆうべ立ち寄ったコンビニで朝食を買い、駅前のベンチで食べました。
(またコーヒー買ってる(笑))


食べ終わった後は駅構内の観光センターに向かい、『足』を手に入れます。





レンタサイクルゥ!!
最高速度425キロニ達スルマデ17秒カカル!
(『F-MEGA』ァ!風に)



425kmは出ませんが、一日乗り放題コースにしました。

このチャリは『電動アシスト車』なんですがこの機能、ちょっと邪魔(笑)。
というのは、坂道でも登るならともかく、
停止して足を乗せているだけでヴヴヴ‥と動こうとするのです。
かといってペダルから足を離すとハンドル動いてタマ○ンぶつけそうになるし‥
電源オフにすると重くてこぎづらい(笑)。
長所と短所は表裏一体‥ままならぬものよ‥。
ファティマでも乗せていればこうはならぬのでしょうが。


あと、一日乗り回すならバッテリーが気になりますよねぇ。※ネタバレ:不安は的中します。

というよりミコヤン、基本的に
バッテリーで動くものが苦手なのですよ。
仕事でバッテリーフォーク乗ってるけど、フォークでも携帯でも、
バッテリーで動くものって肝心な時に限って電源無くなって、







こういう表示が出るイメージありません?!

電源切れたらただの重いお荷物ですよ。
最近はなんでも電動・電気化されているけど、バッテリー切れたらどうするの?
ミコヤンは個人的にゼンマイにでもして欲しいんですけどね(笑)。
巻くのめんどいけど、電池の処分とかに困らないし。

だからミコヤン、しょっちゅうフルモデルチェンジする日本の車より、
数十年前の設計・デザインでいまだに現役なロシアの車が好きなんですよね。
燃料入れて走りゃいいだろ的な。
センサーがついててどうのって、太陽フレアが来たらどうすんだよ?!
その点、ロシアの軍用車両は文明崩壊後の世界でも走れてそうで安心です。


 


まあここらへんの車両はいつか『アーニャと~』で出来ればいいなと思うのですが、
期待と不安を胸に、駅前の通りに電動アシスト車を漕ぎだします。
あ~ペダルが重い‥。アシスト機能マジいらんわ‥。






というわけで今回はここまでです。
これから弁当作って出勤です(笑)。