ズベズダ1/350『ロシア戦艦ボロディノ』製作記 ~その5初めてのエッチング・艦載艇編~
職場の近くのコンビニにアイマスくじが置いてあるのですが、
当たるかどうかもわからない「くじ」だし、敬遠してました。
そしたら帰り道に何気なく寄ったローソンで、普通に売られてました(笑)。
そうだよ!
最初から普通に売ればいいんだよ!!
‥関係ないけどこのコップ、底が妙に厚くて重いです(笑)。
でも、別に内容量が少ないわけではないので安心してください‥。
‥さて!ボロディノの続きです。
今回は今まで避けてきた「エッチングパーツ」との戦いです。
甲板を塗装して艤装も完了したし、いつまでも避けてもいられません。
まずラッタルから作ることにします。
ラッタルはボロデイノ用の純正品ではなく、モノクローム製の
汎用ラッタルセットを使うことにします。
‥よく見ると下に
「wwⅡ GERMEN LADDER A」とか彫られてます(笑)。
元々ドイツ軍艦艇のキットの付属品だったみたいですが、
まあ安く手に入るなら既製品の流用でもいいでしょう。
しかしエッチングパーツ、僕が今まで避けていたのは値段もそうですが、
面倒で難しいと思っていたからです。
あと、下手な曲げ方してダメにするイメージがあったんですよ。
だから、
「プラスチックモデルにエッチングなんて邪道だ!」
みたいな敵意まで持っていたんですよね(笑)。
これらのエッチング苦手意識が薄れてきたのは、艦船模型を作ったからですかね。
前にも書いたかもしれませんが、艦船模型は1/700という小スケールということもあり、
省略・簡略化が激しいんですよ。
でもそれは模型メーカーの手抜きではなくて、物理的な限界なんですよね。
例えば手すりであるとか、アンテナであるとか。
しかも仮に実際に抜けたとしても、組めませんよね(笑)。
そこで今回はいい機会と思い、エッチングパーツに挑戦しようと思ったわけです。
頼みの綱はタミヤのエッチングベンダーです。
‥こいつならきっとキレイにエッチングを曲げてくれるはずだ‥!!
モデラーズナイフでパーツを切り出します‥
おお、意外と簡単に切れるじゃあないか!
‥僕は刃が厚くて大きいので、デザインナイフではなく、
一回り大きいモデラーズナイフを愛用しているのです。
(つい最近までデザインナイフだと思ってました(笑))
あとはエッチングベンダーできれいに曲げていくだけ‥
あれ?簡単に出来た‥
切り出すのと同じくらい、簡単に曲げられました。
簡単に曲がり過ぎて、「もげるんじゃないか?!」と思ったぐらい(笑)。
しかも階段の「段」の部分(足を載せる部分ですね)は、
そのままでは平面なのでやはり曲げねばなりません。
やっべー‥こんな小さいとこベンダー入らないぞ‥
しかもいちいち面倒くせー‥と思い、
適当につまようじでやってみたらこれがバッチリ!
エッチングってもっと硬くて曲げづらいと思っていたのですが、
実際は曲げられる箇所が決まっていて、つまようじで押しただけで簡単に曲がるのです。
‥しかし「つまようじ」って実に万能ですよね!
マスキングテープを密着させる、両面テープで小パーツを保持する、
小さいパーツをちょっとイジる、パテを刷り込む、盛り込む、モールドを入れる‥
これらの作業は、つまようじという
「先っちょの尖がった木製品」でなければこなすことは出来ません。
‥しかも安い!!
‥こんな高級品でなくとも100円ショップのもので十分なのが素晴らしい(笑)。
さて、エッチングのラッタルですが、そんなこんなで意外と簡単に出来ました。
あとは艦体に取り付けるだけ。
おお!いいじゃないか!!
一気に精密感と、軍艦としてのリアルさが‥
‥位置間違ってた(笑)。
‥正しい位置はここになります。
ちゃんと取り付け位置もありますね(笑)。
しかも凹みとエッチングがほとんど一致してた!!
この調子でどんどん作っていきましょう。
この側面にある四角い穴も、キットのままではただの謎の穴ですが‥
このように、ラッタルがつくと一気に生活感が出てきます!
ただの「板の積み重ね」だった艦橋も、
このように説得力が一気に増します!!
しかも、手前の副砲の大きさがよくわかるようになります。
人が普段使うものが側にあることで、現実感が増すんですね。
それまでプラ材の組み合わせに過ぎなかったものが、
一気に建設現場か廃屋の縮尺模型のような、現実感が出てきました。
そうそう、船ってこういうものでしょ。
建築物なんですよ!
ラッタルを追加して本当に良かった‥どうやらうまくいったようです。
今日はラッタルだけにするつもりでしたが、調子に乗ってきたので、
後回しにしていた金属パーツの箇所も作ることにします。
まずアンカー用の鎖。
太いのと細いのを買っておいたんですが‥
‥うん、細いほうが合うようです。
ネットのレビューで「1/350のキットには細すぎる」とありましたが、
日露戦争時の小さな艦艇には丁度よかったようです。
では次に艦載艇を作ることにします。
ハセガワのディティールアップキットにもエッチングが付属するのです。
前回紹介したボートダビットにも、
エッチングのクレーンが付属します。これは利用せねば‥。
説明の通り、曲げて作ります。
わざわざモールドのために表裏があるんですね‥。
さて艦載艇ですが、キット付属のものとハセガワのものと、
どっちにしようか迷っていました。
ディテールなら当然ハセガワですが、デザインや大きさが違うのです。
例えば水雷艇ですが‥
時代のせいか国のせいか、大きさがこんなに違うのです。
いくらディテールが良くても、キットに乗せられなければ意味がありません。
よって、折衷案としてキット付属の水雷艇をハセガワのエッチングで
ディテールアップすることにします。
キット付属の水雷艇の下部を切り欠き、
エッチングのスクリューと舵を取り付けます。
‥一気に難易度が跳ね上がってますが(笑)、
エッチングに馴れたのか、苦になりません。
「‥自転車に乗れなかった子供が、
あっという間に(ry
※DIO風に
まあ接着に失敗しまくりで近くでみたらかなり汚いんですが、
こういう、
「単調なキットのパーツをディテールアップ」
ってのをしてみたかったのですよ!
艦底が出来たら次は艦上面の艤装ですが、ここで問題発生。
手すりを付けようとしたら、甲板が下過ぎて手すりが見えないのです!
ですが、開き直って接着のりしろ用に折り曲げる部分を折り曲げず、
そのまま接着することにしたらうまくいきました!
(どうせ小さいからよく見えないだろ‥)
そのまま艤装品を取り付けていきます。
こんな感じでしょ?!
‥まあ何の部品なのかはチンプンカンプンなんですが(笑)、
それっぽく見えるのでいいんじゃあないかなっ?!
これだよこれ‥こういうのを作りたかったんだよ‥。
‥どうやら本番のエッチング装備艦ボロディノの、いい予行演習になったようです。
『ヤマト2199』でいえば、
ショックカノンを試験的に装備した『キリシマ』のようなもん?
さて、うまくいったので量産します。
一回り小さな内火艇?も二隻作ります。
‥文章で書くと一行ですが(笑)実際は3~5時間ぐらいかかってます。
地道な作業ですが、
レッドショルダーマーチをBGMに番組コーナーを進行したり、
お と め
大槻ケンヂに再会して再び「嘔吐女」と化す、
同志すみぺの声を聴きながら頑張りました!
※こちらの方の動画で視聴しています
しかし凄い番組だ‥。
「ミリタリーに詳しい不思議ちゃん声優がやっているアニラジ」ではなく、
なんというか‥普通にアバンギャルドの歴史が垣間見えるガチな音楽番組なんですよ!
それでいてボトムズとか筋少とか「昭和」歌謡の話題が、
当たり前に出てくるという‥
‥若い声優さんのやってるラジオで、
高見山大五郎のCDなんて紹介しますか(笑)?!
‥教える方も教える方だけどね(笑)。
要するに大槻ケンヂがやっていたようなラジオを、
若くてきれいな声優さんが普通にやっているんですよ‥
彼女は本当に人間なのか?‥ニャルラトホテップが化けてるんじゃ‥
‥まあキャラクターシートのSAN値を1D6ほど下げといて下さい(笑)。
それではカッター類も作っていきます。
舵がエッチングのためですが、数が足りないので一部はプラパーツです。
これで手すり以外の金属パーツは組み終わりました。
両面テープで固定し、メタルプライマーを吹いて今日はここまでとします。
次はいよいよ手すりにとりかかると思います。
手すり取り付け → プライマー吹き → 黒吹き → 塗装
‥みたいな流れになるのではと。最後に張り線とウェザリングですね。
黒一色にした後、陰の色を残すように基本色を吹くつもりです。
手すりは細かいですが、今回のエッチングパーツへの勝利を、
日露戦争で言うところの仁川沖海戦の勝利のように手掛かりにして頑張ります。
‥同志すみぺの声を聴きながらね(笑)!
僕のブログなり、動画なりを楽しめる人には堪らないラジオだと思いますよ。
‥このPVも良かったなぁ‥BT-5快速戦車はともかくとして、
ポリカルポフまで出てくるとは‥
ボロディノの次の『アーニャ~』は、モスカ(=ハエ‥ポリカルポフ戦闘機)かな‥。
当たるかどうかもわからない「くじ」だし、敬遠してました。
そしたら帰り道に何気なく寄ったローソンで、普通に売られてました(笑)。
そうだよ!
最初から普通に売ればいいんだよ!!
‥関係ないけどこのコップ、底が妙に厚くて重いです(笑)。
でも、別に内容量が少ないわけではないので安心してください‥。
‥さて!ボロディノの続きです。
今回は今まで避けてきた「エッチングパーツ」との戦いです。
甲板を塗装して艤装も完了したし、いつまでも避けてもいられません。
まずラッタルから作ることにします。
ラッタルはボロデイノ用の純正品ではなく、モノクローム製の
汎用ラッタルセットを使うことにします。
‥よく見ると下に
「wwⅡ GERMEN LADDER A」とか彫られてます(笑)。
元々ドイツ軍艦艇のキットの付属品だったみたいですが、
まあ安く手に入るなら既製品の流用でもいいでしょう。
しかしエッチングパーツ、僕が今まで避けていたのは値段もそうですが、
面倒で難しいと思っていたからです。
あと、下手な曲げ方してダメにするイメージがあったんですよ。
だから、
「プラスチックモデルにエッチングなんて邪道だ!」
みたいな敵意まで持っていたんですよね(笑)。
これらのエッチング苦手意識が薄れてきたのは、艦船模型を作ったからですかね。
前にも書いたかもしれませんが、艦船模型は1/700という小スケールということもあり、
省略・簡略化が激しいんですよ。
でもそれは模型メーカーの手抜きではなくて、物理的な限界なんですよね。
例えば手すりであるとか、アンテナであるとか。
しかも仮に実際に抜けたとしても、組めませんよね(笑)。
そこで今回はいい機会と思い、エッチングパーツに挑戦しようと思ったわけです。
頼みの綱はタミヤのエッチングベンダーです。
‥こいつならきっとキレイにエッチングを曲げてくれるはずだ‥!!
モデラーズナイフでパーツを切り出します‥
おお、意外と簡単に切れるじゃあないか!
‥僕は刃が厚くて大きいので、デザインナイフではなく、
一回り大きいモデラーズナイフを愛用しているのです。
(つい最近までデザインナイフだと思ってました(笑))
あとはエッチングベンダーできれいに曲げていくだけ‥
あれ?簡単に出来た‥
切り出すのと同じくらい、簡単に曲げられました。
簡単に曲がり過ぎて、「もげるんじゃないか?!」と思ったぐらい(笑)。
しかも階段の「段」の部分(足を載せる部分ですね)は、
そのままでは平面なのでやはり曲げねばなりません。
やっべー‥こんな小さいとこベンダー入らないぞ‥
しかもいちいち面倒くせー‥と思い、
適当につまようじでやってみたらこれがバッチリ!
エッチングってもっと硬くて曲げづらいと思っていたのですが、
実際は曲げられる箇所が決まっていて、つまようじで押しただけで簡単に曲がるのです。
‥しかし「つまようじ」って実に万能ですよね!
マスキングテープを密着させる、両面テープで小パーツを保持する、
小さいパーツをちょっとイジる、パテを刷り込む、盛り込む、モールドを入れる‥
これらの作業は、つまようじという
「先っちょの尖がった木製品」でなければこなすことは出来ません。
‥しかも安い!!
‥こんな高級品でなくとも100円ショップのもので十分なのが素晴らしい(笑)。
さて、エッチングのラッタルですが、そんなこんなで意外と簡単に出来ました。
あとは艦体に取り付けるだけ。
おお!いいじゃないか!!
一気に精密感と、軍艦としてのリアルさが‥
‥位置間違ってた(笑)。
‥正しい位置はここになります。
ちゃんと取り付け位置もありますね(笑)。
しかも凹みとエッチングがほとんど一致してた!!
この調子でどんどん作っていきましょう。
この側面にある四角い穴も、キットのままではただの謎の穴ですが‥
このように、ラッタルがつくと一気に生活感が出てきます!
ただの「板の積み重ね」だった艦橋も、
このように説得力が一気に増します!!
しかも、手前の副砲の大きさがよくわかるようになります。
人が普段使うものが側にあることで、現実感が増すんですね。
それまでプラ材の組み合わせに過ぎなかったものが、
一気に建設現場か廃屋の縮尺模型のような、現実感が出てきました。
そうそう、船ってこういうものでしょ。
建築物なんですよ!
ラッタルを追加して本当に良かった‥どうやらうまくいったようです。
今日はラッタルだけにするつもりでしたが、調子に乗ってきたので、
後回しにしていた金属パーツの箇所も作ることにします。
まずアンカー用の鎖。
太いのと細いのを買っておいたんですが‥
‥うん、細いほうが合うようです。
ネットのレビューで「1/350のキットには細すぎる」とありましたが、
日露戦争時の小さな艦艇には丁度よかったようです。
では次に艦載艇を作ることにします。
ハセガワのディティールアップキットにもエッチングが付属するのです。
前回紹介したボートダビットにも、
エッチングのクレーンが付属します。これは利用せねば‥。
説明の通り、曲げて作ります。
わざわざモールドのために表裏があるんですね‥。
さて艦載艇ですが、キット付属のものとハセガワのものと、
どっちにしようか迷っていました。
ディテールなら当然ハセガワですが、デザインや大きさが違うのです。
例えば水雷艇ですが‥
時代のせいか国のせいか、大きさがこんなに違うのです。
いくらディテールが良くても、キットに乗せられなければ意味がありません。
よって、折衷案としてキット付属の水雷艇をハセガワのエッチングで
ディテールアップすることにします。
キット付属の水雷艇の下部を切り欠き、
エッチングのスクリューと舵を取り付けます。
‥一気に難易度が跳ね上がってますが(笑)、
エッチングに馴れたのか、苦になりません。
「‥自転車に乗れなかった子供が、
あっという間に(ry
※DIO風に
まあ接着に失敗しまくりで近くでみたらかなり汚いんですが、
こういう、
「単調なキットのパーツをディテールアップ」
ってのをしてみたかったのですよ!
艦底が出来たら次は艦上面の艤装ですが、ここで問題発生。
手すりを付けようとしたら、甲板が下過ぎて手すりが見えないのです!
ですが、開き直って接着のりしろ用に折り曲げる部分を折り曲げず、
そのまま接着することにしたらうまくいきました!
(どうせ小さいからよく見えないだろ‥)
そのまま艤装品を取り付けていきます。
こんな感じでしょ?!
‥まあ何の部品なのかはチンプンカンプンなんですが(笑)、
それっぽく見えるのでいいんじゃあないかなっ?!
これだよこれ‥こういうのを作りたかったんだよ‥。
‥どうやら本番のエッチング装備艦ボロディノの、いい予行演習になったようです。
『ヤマト2199』でいえば、
ショックカノンを試験的に装備した『キリシマ』のようなもん?
さて、うまくいったので量産します。
一回り小さな内火艇?も二隻作ります。
‥文章で書くと一行ですが(笑)実際は3~5時間ぐらいかかってます。
地道な作業ですが、
レッドショルダーマーチをBGMに番組コーナーを進行したり、
お と め
大槻ケンヂに再会して再び「嘔吐女」と化す、
同志すみぺの声を聴きながら頑張りました!
※こちらの方の動画で視聴しています
しかし凄い番組だ‥。
「ミリタリーに詳しい不思議ちゃん声優がやっているアニラジ」ではなく、
なんというか‥普通にアバンギャルドの歴史が垣間見えるガチな音楽番組なんですよ!
それでいてボトムズとか筋少とか「昭和」歌謡の話題が、
当たり前に出てくるという‥
‥若い声優さんのやってるラジオで、
高見山大五郎のCDなんて紹介しますか(笑)?!
‥教える方も教える方だけどね(笑)。
要するに大槻ケンヂがやっていたようなラジオを、
若くてきれいな声優さんが普通にやっているんですよ‥
彼女は本当に人間なのか?‥ニャルラトホテップが化けてるんじゃ‥
‥まあキャラクターシートのSAN値を1D6ほど下げといて下さい(笑)。
それではカッター類も作っていきます。
舵がエッチングのためですが、数が足りないので一部はプラパーツです。
これで手すり以外の金属パーツは組み終わりました。
両面テープで固定し、メタルプライマーを吹いて今日はここまでとします。
次はいよいよ手すりにとりかかると思います。
手すり取り付け → プライマー吹き → 黒吹き → 塗装
‥みたいな流れになるのではと。最後に張り線とウェザリングですね。
黒一色にした後、陰の色を残すように基本色を吹くつもりです。
手すりは細かいですが、今回のエッチングパーツへの勝利を、
日露戦争で言うところの仁川沖海戦の勝利のように手掛かりにして頑張ります。
‥同志すみぺの声を聴きながらね(笑)!
僕のブログなり、動画なりを楽しめる人には堪らないラジオだと思いますよ。
‥このPVも良かったなぁ‥BT-5快速戦車はともかくとして、
ポリカルポフまで出てくるとは‥
ボロディノの次の『アーニャ~』は、モスカ(=ハエ‥ポリカルポフ戦闘機)かな‥。