ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

旧ブログ『ツングースカ大爆発』から引っ越しました。


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第24話のあとがき‥のようなもの

前々から、投稿した話ごとに裏話的な記事を投稿したいと思ってました。
内容は裏話、言い訳、没ネタ、元ネタ、見所、紙芝居製作上のヒント‥になると思います。

多分、「で、お前はナニが言いたいの?」と思われるかもしれませんが、
そこはお好きなように上記のカテゴリーから選び、解釈してください(笑)。

僕もよくわかっていません。
とにかく自分の投稿した動画について語りたいのです。


そしてこのブログはそのためにあるのだと勝手に解釈しています。



さて、というわけで今回は第24話「戦場に来たアズサ」の回を振り返ります。
21話、22話もそうでしたが、今回も構成に手間取りました。
そう、『凸ダグ』は、単にダグラムのキャラを
アイマスに置き換えただけではないのです。

だから作るのが面白く、難しいのです。

具体例を挙げますと、アズサさんとデイジーは別人だと言うことです。
つまり今回、デイジーの行動をそのままは使えない‥でもデイジー的な立場でなければ存在する意味がない‥というジレンマがありました。
21話、22話で言えばマコとチコの関係にも当てはまりますね。
自分から刑務所に飛び込むタフガイ・チコをか弱い(笑)マコでどう再現するのか、というジレンマでした。

原作をご存じの方はお気づきかも知れませんが、原作のこの回ではデイジーのところに母親から手紙が来て、デイジーの心が揺れ動く‥そして再会したクリンは変わってしまったようだが、自分は母の元には帰らず、何故クリンが変わってしまったのか、追ってみよう、と決意する話でした。

まずお母さんエピソードは削りました‥そんなマジな話、面白くないでしょ(笑)?
マジ話・暗い話は原作『ダグラム』に任せておけばいいのです。
(※原作をご存じの方はよくおわかりだと思います(笑))

これは冗談やふざけているのではなく、話を提供する人間は、常に視聴者を求めているものに答えなければいけないという、結構マジな話だと思います。

でも、じゃあギャグだけやってればいいのかというと、それだと今度薄っぺらな話になってしまいます。
味付けはギャグだけど、

「あれっ?でもちゃんとダグラムっぽい‥」

となってればいいなあと思って僕はいつも『凸ダグ』を構成しています。


さて原作のお母さんエピソードを削ったことで、
アズサさんとデイジーは本格的に違う道を歩み始めます。

それは結末に現れます。
すなわち、原作ではこの回はクリンとデイジーが再会はしますが、互いに理解は出来ません。
最初の再会は「ただ会っただけ」で終わるのです。
これは75話もの壮大なドラマの序盤ということで、仕方のないこと、必然なのです。

対して『凸ダグ』は少し違います。イオリは頑なでしたが、心ではどこか通じている、
ある意味理解してイオリとアズサは別れるのです。
そしてリッちゃんです。アズサさんのおかげで彼女には将来の希望が見えてくるんですね。

ここも原作と決定的に異なる点です。
原作ではデイジーと接点があるのはクリンだけですからね。
凸ダグでは他の大半のアイドルとアズサはすでに顔なじみなのです。ここも面倒なところでした(笑)。
いわばみんなクリンなわけです。

そして新たなクリンとしてチハヤとリックルが加わります。
この回で一気にアカの他人→恋人(デイジー)の関係にまで持っていくわけです(笑)。

さいわい、チハヤは歌と乳があれば簡単に手なづけられます(笑)。
ですのであっさりと親しくできました。
リッちゃんは前述の通りですが、それでも最初は頑なでした。
それを突破したのがアンサートーカーネタです(笑)。
あの長文はファイブスター物語』(FSSが元ネタなんですが、伝わってるかなあ‥。
毎回わかりづらいネタで申し訳ないですが、
このファイトスタイルを変えるつもりはありません。


‥どうでしょう?けっこう構成を考えないと、凸ダグって作れないんですよ‥(笑)。


ちなみに最後、アズサさんが迷って戻ってくるのはアドリブです。
シナリオ段階ではシリアスなままで終わってたんですが、ちょっと息苦しかったので、
まあアズサさんならここで戻ってきたりして‥とか思い、変えてしまいました。
でもウケがイマイチのようで、やっぱシリアスなままで終わってた方が良かったかなあ‥。


あとお気づきでしょうか?今回の予告、結構手抜きです(笑)。
アイドルの画像が全くないんですよね~。

アドリブで結末を変えたのと予告が手抜きなのは、今回製作が遅れた焦りによるものでした。
あと長さ、ですね。僕の中でこれからは、特別な回でない限り
25分を越えないように(理想20分前後)という制約を課しているのです。
あんま長いと、観たくないでしょ(笑)?
僕だったら、よく知らない動画が25分越えてたらそれだけで観ようと思わないモンで‥。


ちなみにバラしちゃいますが、僕の予告の作り方はハッタリです。
つまり次回作を作ってからダイジェストにする余裕がないので、
やろうと思うネタ、エピソードだけピックアップし、あとは原作の予告を流用するのです。

そういえば昔、『キン肉マン』を連載していたゆでたまご先生は、まだキン肉バスター破りの方法を思いついていないのにバッファローマンに「キン肉バスター破れたり!」と言わせてしまったそうです。
曰く「来週のオレがなんとかしてくれるだろう」とのこと(笑)。
いい加減なのではなく、週間連載ならそれぐらいじゃなきゃやってられないんでしょうね。
僕も週間連載でもやっているような気分で凸ダグに取り組んでおります‥。

(ちなみに相方がキン肉バスターをひっくり返せば同じ体勢になることに気付き、有名な「6を9にする」のネタが産まれた)


そんなわけでとりとめもない話でしたが、疲れたのでここまでにしておきます。
次のうpは未定ですが、また観てやってください。

あ‥プレミアムの料金払わなくっちゃ‥。


〈おまけ〉
現在公開可能な情報‥





1/72スケール ブッシュマンのキットには、なぜかバイクが付属する。(操縦者は不在)