ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

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なぜ『凸ダグ』を作ろうと思ったか?~その1

(しばらく退屈な話が続くかも知れませんが、ご容赦下さい)
僕が『アイドルマスター』なる存在を知ったのはニコニコでした。
いわゆる『ニコマス』からファンになったPなのです。

きっかけとなった作品は、ガイギーPの『アイドル騎兵ボトムズ』でした。
確か、ニコニコ(正確にはニコゾン)で、『孤影再び』の戦闘シーンを探していて、
なぜか『アイドル騎兵ボトムズ』に行き着いたのです。
勿論僕は最低野郎です(※いろんな意味で)。
ボトムズと名の付くモノには目がありません。
観始めた当初は誰が誰かもわからず、マコト=キュービィー役の子は髪が青いキャラだと
思い込んでいたのも今となっては恥ずかしい思い出です。
ただ不思議なのは、ボトムズを演じているからといって、何故アイマスに興味を持ったのか‥
いまだによくわかりません(笑)。
ただ、ミクや東方などでもお馴染みの通り、「○○のキャラで○○の作品を再現する」という
パターンが僕は好きなようです。アイマスでいえば架空戦記形式ですね。

ただ、そこでなぜダグラム×アイマスを自分で作ろうと思うに至ったのか‥
やっぱり今でもよく覚えておりません(笑)。
元々ワンフェスで自作のヘボガレキを売ったりして同人活動はしていたので、
年に二度、しかも金がかかるワンフェスより、年中無休のネット上で同人活動をした方がいいと
思ったのかもしれません。
元々作家志望の人間で、シナリオの勉強をかじったりもしてたので、文章に関係がある同人活動
したかったのかもしれません。いや、多分そうです。思い出してきました(笑)。

ただ、最初からダグラム架空戦記をやろうとは思いませんでした。
最初は『イデオン』でやろうとしました。駿河屋でイデプラがバカ安で売られてて、その影響で
イデオンにハマっていたのです。、
キャスティングはコスモ→春香、ベス→あずさ、シェリル→律子、ギジェ→響、カララ→貴音、
ハルル→美希‥って感じで、イデオンはののワさん(笑)。「ののワのゲージ」が点灯し、
A、B、Cメカが合体するとなぜか巨大なののワさんになるという、『伝説歌姫ののワン』という
ネタを考えていました。で最終回、貴音のお腹に地球のラーメンが宿っていて、両方の文明の
架け橋になるはずが、ドバ役の黒井がブチ切れて因果地平へ‥みたいな(笑)。

ただあまりに救いが無さすぎます。TV版のラストは好きなんですが、バッドエンドはちょっと‥。
それに結局イデオンアイマスにしただけで、「何が言いたいの?」って感じなので没にしました。

次に考えたのが『ダンバイン』のアイマス版。
これはTV版のキャラをアイマスに置き換えるんじゃなくて、「もしアイドル達がバイストン=ウェルに
落ちたら?」というガチ架空戦記です。
元々、ダンバインの設定が好きなんですよね。コンプレックス持ってる奴ばっかなぜか落ちてきて、
悪しきオーラで暴走して‥みたいな。で、トッドやジェリルの代わりに、売れてないアイドル達が
落ちてきて、争ったり、地上に戻る方法を考えたり、自分の力で自分なりの正義を貫いたり、
ドレイク追放して愚民だけの「グの国」作ったりとか(笑)するという。

でもやっぱなんか悲劇的な話になりそう‥でも設定は気に入ってるので、遠い未来、
架空戦記でやるかもしれません。

で、次に考えたのが『エルガイムアイマス版‥『重偶像ハルガイム』。
‥なんか想像ついちゃいますね(笑)。
これは1クール分ぐらい構成を作ったので、ダグラムの後にでもやってみたいです。
ひとつネタばらしすると貴音がポセイダルで、グラサンをした怪しい女商人が登場します(笑)。

で、この『ハルガイム』と同時進行で構成、キャスティングを考えていたのが『凸ダグ』でした。
結果、『凸ダグ』に決めたのは、やっぱり話や設定が原作準拠で、処女作には丁度良いから
だったんでしょうね。勿論元々ダグラムが好きで、忘れられかけているダグラムアイマス
力を使って日の当たる場所に出してやりたい、というのも動機のひとつです。

また、キャスティングが気に入ったというのもありますね。
我ながら『凸ダグ』のキャスティングは、うまくいったなと自負しております。
ロッキーがヤヨイというのだけちょっと苦しいかなって気もしますが、金持ちの主人公と対照的な
生活環境、公認の「嫁」がいる、まっちょちょんと(笑)、ポイントは抑えていると思います。

ちなみにヤヨイがなんだか戦闘のプロみたいになっちゃっているのは理由があって、
やっぱりアイマスのキャラがいきなりゲリラ活動しちゃうのはムリがあるだろうと。
チハヤは兄の敵を討つという動機があるし、マコは‥真だから(笑)いいけれど。
で、半分ギャグですが、ヤヨイは『元・もやし農家』となりました。
それより僕が気になっていたのは、ヤヨイが地球に行った年なんですよね。
今13歳だとしたらいったいいくつの時に‥?
わざわざ遠い地球に一年だけ行って戻って来たってのはねえ‥。
あと原作でもそうですが旅費ですよね。恒星間旅行なんて相当お金がかかりそうな気がするのですが。
でも新聞読んでゴロ寝してるラルターフやクリンの様子なんかみてると、飛行機で
千歳から羽田行くのと変わらない感じがするんですよね(笑)。
青春18きっぷ』みたいなのがあるんでしょう、きっと‥。

話をキャスティングの話に戻します。
ノノワがリタとナナシの二役というのは、第一話をうpした後に思いつきました。
ですので、ノノワさんが第一話で「転んで頭をぶつけて本当の名前を忘れた」と言っているのは
実はあくまで本人の談。つまりウソなんですね。
ノノワがいつか仲間の前で本名を明かす日が来るのでしょうか。それとも‥?

伊織がクリン役、というのが、ここまでハマるとは思っていませんでした。
最初は、ただ家が金持ちだから、という簡単な理由でキャスティングしたのです。
実は伊織ってキャラ、あまり好きじゃなかったんですよね‥(汗)。
『凸ダグ』を作ることで伊織ってキャラを好きになるといいな、と思っていたのですが、
どうやらうまくいったようです。ただちょっと大人すぎるかな、とは思いますけれど。

正直、イオリみたいな普通の女の子がダグラム動かしちゃうのもどうよ?って思います。
で、考えた言い訳がサマリン博士が僕の代わりに言ってくれたことと(笑)、最初から練度の低い
パイロットでも動かせるように作られたというオラ設定です。
また、この時代はCBアーマー同士の戦闘自体が珍しいということもあるのでしょう。
つまり、イオリは頑丈で扱いやすい高性能なCBアーマーに乗り、トップクラスの対CBアーマー戦の
戦歴の持ち主ということです。
これは「そのCBアーマーの性能のおかげだということを(ry)」ってこともありますが、イオリ自体の
センスの良さ、若さによる柔軟性・身体機能の充実という点もあるでしょう。
(これはフェアリー隊も同様と考えています)
そして、イオリが戦う理由は、みんなとアイドルになるためです。そのためになら血を流してでも戦う、
という強い意志が彼女にはあるのです。 

ある本に寄れば、「WWⅡ時の戦闘機パイロットはエースとその標的しかいなかった」のだそうです。
つまり、ひよっ子パイロットでもセンスのある奴は生き残って経験を積んでエースになり、
力及ばなかった者は途中で脱落していくということらしいです。
イオリはダグラムの性能で生き残り、エースとして成長中ということなのでしょう。
僕の身近な例で言えば、あまりのキツさに同期のバイトはみな脱落し、僕だけ生き残って
(いないよりはマシなので)仕事を覚えている状態なので、僕も今のところはエースのようです(笑)。

また、第一話でイオリが朽ちダグのそばに立っているんですが、原作をご存じの方は
おわかりでしょうが、原作だとここはキャナリー‥つまりチハヤが正しいんですよね。
ここ実は、僕が大雑把に考えた、最終回に向けての伏線だったりします。
まあ大した伏線でもないんですけどね。それにしても最終回はいつになることやら‥。

と、まだ見ぬ最終回の話が出たところで今回の話はここまでとしておきます。
なんだか、とりとめのない話になって恐縮ですが、僕が『凸ダグ』を作るまでのいきさつ、
キャスティングについての思い入れなどは伝わったかと思います。

おそらく次回はダグラムという作品についての思い入れ、『凸ダグ』への思い入れを語ると思います。
読んで面白い話になっているといいのですが。


Not even justice, I want to get truth. 真実は見えるか…?