ブラキストン線をジープで超えて西比利亜へ

旧ブログ『ツングースカ大爆発』から引っ越しました。


※ガンプラやニコニコ動画などオタクネタは、
もうひとつのブログ 『アンスリノの宙域で鈍く輝く』の方へ!

夏の小旅行‥銚子、犬吠埼を散策 ③海岸線の荒波~家族連れと海水浴場‥あと究極ニッパー


遂に買いました!!
アルティメットニッパー!!







自己再生・自己増殖・自己進化
はしません(笑)。

クソ高いニッパーですが、噂に違わず、シュピーゲルブレードのごとき切れ味!
パチン‥ではなくクニュッって感じで、いかにも

鋭利な刃物でプラを切断しています!

という感覚!
片刃の刃もまるで日本刀のような「刃物」めいています。
それゆえ刃が相当脆いらしく、ホームページや説明書にはとにかく

「○○すると刃が折れます!」

の一文が目立ちます。

おかげでパーツを恐る恐る切断した後は素早くカバーをかぶせ、ホッとする有様。
刃にストレスがかかりそうなパーツはタミヤのニッパーで切り離すなど、
一体何のために買ったのかわからない状態です。
戦艦の損失を恐れて温存してた旧日本海軍みたい。
処分を兼ねて酷使されるタミヤニッパーは、さながら老朽艦の金剛級でしょうか?
このタミヤニッパー、手の肉を挟むから正直捨てたいんですが(笑)。


なぜこんな高価な代物に手を出したのか?!

最近は残業続きで色々とやりたいことも出来ず、ストレスが溜まっていたのです。
それならせめて残業代で贅沢してやるわ!‥というわけ。

おかげで今月は色々散財してしまいました。
前から欲しかった、高額で取引されているルーデルの自伝とか‥







実は『アーニャと模型と東側兵器』のセバストーポリの回の資料として欲しかったのですが、
何しろ高くて‥
あと凸ダグが終わったら、響主演でルーデルの生涯のノベマスをやりたいといつになることやらw






あと欲望の赴くまま、
フレームアームズを買ってやったさ!!










古いフレームアームズ(FA)のキットはアーキテクトがダメかなと思ったのですが、
最近の再販版はアーキテクトが更新され、専用ハンドも付属している様子。
コトブキヤ、GJ!
さっそく究極ニッパーでバッサバッサとパーツを切り離します。
(実際は刃が折れるのが怖いので割と慎重に(笑))





やっぱり轟雷はカッコいいなあ‥

その脚部の中途半端な履帯はナニ?

と思って敬遠してたんですが、カッコいいからどうでもいいや(笑)。

僕の妄想では、この「32式戦車」は、無理やり履帯をつけることで
陸自「これは戦車なんだから我々の管轄だ!」と自分たちの手元に置こうとした、
という設定です(笑)。

こいつはノーマルに塗装して、雑魚メカ、モブメカとして組むつもり。
アレです、怪獣が出現したら出動して踏みつぶされる戦車的な(笑)。
ミラージュマシンに対するブラッドテンプルみたいな(MHは無くなったがな!)。




レヴァナント・アイは偵察メカらしく、この「D-3ヘッド」でいきます(笑)。
付属の頭部はパーツがポロポロするし、顔が暴走した悪役メカみたいなので。
それにしてもABSフレームでも結構いけるじゃないの!

偵察メカのくせにロングライフルなのはゼルベリオスをイメージ。
ボークスのゼルベリオス、買ったとしても作る時間がないからね(涙)!


‥という訳で、時間がないけど金はある(あるとは言っていない)僕の、
ささやかな旅行記の続きです。

前回は民家の近くにそびえるタワーに到着したところまででした。
今回からは海岸線の道路に出て、犬吠埼を目指します。





道路を探していると、ケーヨーD2を見つけてちょっと安心。
ミコヤンはホームセンターで買い物するのが好きなので、
給料が入ると仕事帰りの土曜にD2で散財するのです。


しかし驚いたのはその近くにあったドラッグストア。





ド、ドライブスルー?!
ドラッグストアなのに?

どんだけ車社会なんでしょうか。ファーストフードか(笑)。
あと「ヤックス」って薬(ヤク)ってことじゃあないよね‥?(イメージ悪っ!)




‥みたいなツッコミを入れながら海岸線に出てチャリを漕いでいたら、
とある民家(倉庫だったかな)の裏庭に太陽発電装置を発見。

なんだろ‥風車があったりソーラーパネルがあったり、
このあたりはなんだかエコな施設が多いです。何か理由があるのかな?
関係ないけど隣はヤクルトの事務所でした。





で、その向かいが瓦の専門店。初めて見ました。
ミコヤンが修学旅行で初めて本州(青森)に行ったとき、まず驚いたのは屋根の瓦でした。
本州の人は珍しくもないだろうけど、北海道人には珍しいのです。
こういうところで作ってたのか‥。
関係ないけど、奥の豪邸(?)の瓦も自前なんでしょうね(笑)。





めっちゃ軒先が低い家(笑)。

よく見ると手前の家も、ブロック塀と壁が同化しています。
なんでこうなった‥?
広い倉庫にしたくて増築したのかな?




やがて民家の姿もなくなり、海が見えてきました。
海岸線の道、スタートです!










‥にしてもここらは波が高い‥。

写真ではわかりづらいですが荒波が押し寄せ、
マンガのように岩に当たって飛沫が舞っているのです。いやホント!

まるで東映のオープニングのよう‥
と思ったら本当に撮影場所は犬吠埼でした!

ちなみに犬吠埼近辺の海が荒いのは有名だそうです。(※後でわかります)






でもこんなにも海が荒いのに、海水浴客が結構います。
それも、サーファーとかでなく、割と一般の家族連れが。




大きな流木。荒波に運ばれてきたのでしょう。
元はどこに生えていた木だったのやら。
海に流れ着くものってドキドキしますよね。




で、こういう海の反対側に売り地があったり。

一応売りに出てるけど誰がこんなところ買うんだ(失礼!)。
あと、なんでこの一角だけ‥。
空き地なんてそこらにあるのに‥前は家でもあったのかな?






何かの施設の跡地のそばでくつろぐ家族連れ。
ミコヤンの実家・余市町の海水浴場にも「水族館」が昔あったそうで、
ちょうどこんな感じで廃墟の基礎みたいなのが残っていました。


子供たちがカニでも取ってるのでしょうか。
‥そういえば小学校の時、当時の江戸川乱歩仲間(笑)の友人と、

「影男‥いや、『蟹男』だ!」

と騒いで、岩場でカニを追い掛け回したことがありました。
少年探偵団とか20面相じゃなくて『影男』かよ!ヤな小学生だな~(笑)。

 

‥っていうか10歳の頃からオレは好みが変わっていない(笑)。
いまだに一番好きな乱歩作品です。
きっとこういう子供が将来、筋少を聴くようになるのでしょう。
(多分すみぺもそうだったのでしょう)。

ちなみにその2,3年後、僕は『セニョール・セニョリータ!』を聴くようになります。
音源を(勝手に)うpしていますので、興味のある人はどうぞ。

 





子供の頃を思い出しながらチャリを漕いでいると、
懐かしい海水浴場の公衆トイレが見えてきました。あったあったこういうの(笑)。





そしてその向こうには小さな山が見えてきました。

うちの実家のそばにもあったけど、
「海に岩山」ってなんでこう絵になるんだろう‥。




反対側には小さな神社がありました。
海沿いの岩山に小さな神社、細い階段‥これも実家のそばによく似た風景です。
海に危険があった時代の名残なのでしょうか。


でもなんでこういう神社って、高くて行きづらいところにあるんでしょうね?
東方でも神社は高くて行きづらいところにあるし(笑)。
みんなが利用するものなら平地にあった方が良いと思うのですが。






アイエエエ!
アシカ?!アシカナンデ?!


千葉にアシカでもいんのかよワロタwwwwwと思いましたが、
明治の頃はこの近くに実際にアシカがいて、
その鳴き声が犬に似てたから「犬吠」と名付けられたそうです。

でもアシカは「食肉目(ネコ目)イヌ亜目」だそうだからイヌかつネコ?!
‥関係ないけどミコヤンは、アシカと聞くと
アシカ作戦(シ―ライオン)を思い出します(笑)。


 






しかし海水浴客が多い。
どこまで行っても家族連れとテントと日傘です。

そして海は荒波‥
なんか、プロレスの場外乱闘観てる家族連れみたい(笑)。
ワイルドとまったりが混在してる、みたいな。





謎の小道。どこへ通じているのやら。

ミコヤンは高校の頃からプラッと自転車で郊外に行っては、
こういう見知らぬ細道に入っていってヘトヘトになって帰ってきて、
プラモを作って寝るという週末でした‥よく考えたら今と変わらん(笑)。






おっと、海岸砲台の跡か!?
‥と思いましたが普通の一般住宅でした。

しかしまるで小さな美術館のような家でうらやましい。
どんな人が住んでいるんだろう‥芸術家?





左は相変わらずずっと海水浴場。車が点々と停まっています。
ふと足を止めると‥







「サボテンが花をつけている‥」







なんでクワトロ大尉はあの時ああ言ったんでしょうね‥。
ガキに殴られてカッコ悪いので、なんかそれっぽいことを言いたかった(笑)?

サボテン → 乾いた植物 → レコア  

乾いた植物が花をつけた‥あっ!(察し) 

じゃあ何か?!
仕事一筋のオレのマドンナ、エマ中尉は造花か何かか?!

「殺してしまうべきだったのよ(怒)!」

造花かもなあ‥(笑)。
ある意味エマさんらしい台詞。だから可愛い!

ちなみにエマさん演じてた頃の岡本麻弥さんは当時まだ高校生。
ベテランの飛田さんの指導で一生懸命演技してたそうです‥って逆か(笑)!





軽トラックとまたまた謎の小道。

畑とかがあるようには見えないんですが‥。
入っていったら、マフィアが取引とかしてたらやだなあ(笑)。
「お前が変なところに軽トラ止めるから‥」とか。




キャンプ場のような大きな駐車場。
文明の利器の集まりなのに、何故だかホッとする風景です。

あれかな?子供の頃のキャンプの、
「車から普段使わない大きな道具を降ろすワクワク感」を思い出すからかな?






「豪快な海岸線の美しさ」

一時間ほどのツーリングで目にした光景は、この近辺のセールスポイントだったみたいです。
なるほど、納得。

あれだな、「精密な風景と豪快な海岸の二面性を持つ」みたいな。
んで、タロットカード引いたらアシカの暗示のカードが出て、
命名しよう!『犬吠埼』!」みたいな(笑)。







そして荒々しく叩きつけられる荒波。
まったく気にしてない海水浴客。
変わらない景色です。

ですが、今度はさらに向こうに大きなホテルが見えてきました。
ようやく海岸線の旅も終わりです。
次回、次のチェックポイント・犬吠埼に向かいます。