ジープのおかげで苫小牧での新生活スタート!でも‥
ご無沙汰しております。
北海道の大地をJ37で自由に駆けるミコヤンです(テリーマン風)。
苫小牧での工場生活にもどうにか馴れてきました。
北広島から荷物を運んだ際は途中、支笏湖に寄ってボートに乗ったりもしてました。
ちなみに荷物を積んだこの日の、次の日が派遣会社への初出勤日(笑)。
初出勤なのに、その日も寮に荷物を運びます。荷物が多くて一日では運びきれなかったのです。
支笏湖に寄り、荷物(一回目)を下ろし、運びきれない荷物を今度は夜に札幌市清田区の
ハローストレージに移動。
翌日、早起きして午前中に北広島のアパートを整理。
なんとか片付け、大家さんを呼び、部屋を明け渡します。
一年足らずの北広島でのアパート生活でした‥。
短い生活だったとはいえ、北広島を去るには名残惜しいのですが、
この後、昼から苫小牧の派遣会社に初出勤(登録)なわけです。
が、間に合わないので荷物ギュー詰めのジープで初めて高速で苫小牧まで走りました(笑)。
結果、なんとか時間には間に合わせました。
でも帰る時、駐車場に停めておいた僕のジープを見て派遣会社の若いマネージャーには大ウケ(笑)!
北広島の土木会社の時もそうでしたが、ジープを見せるとなぜか就職先には受けが良いんですよね~。
余談ですが駅前にある派遣会社の近くには王子製紙の本社があります。
苫小牧が発展したのはこの会社が出来たから。今は見る影もありませんが‥(失礼)。
そもそもなぜ苫小牧に製紙工場が?
それは近くの支笏湖に豊富な水と木々という資源があり、港があって札幌に近いことでした。
そのため、かつて支笏湖へは独自の鉄道が走っており、発電所まで備えておりました。
王子製紙本社の敷地には、往年の鉄道列車が展示されてたりします。
とはいえ、今はすっかり製紙業は衰退してしまい、王子製紙のある駅前は閑散としています。
ドーナツ化現象といいますか、群馬県太田市もそうでしたけど、衰退した地方都市って、
駅前には数件のホテルとビジネスビルと、ドン・キホーテしかないんですよね(笑)。
ともあれジープのおかげで荷物を運び、引っ越しをしながら初出勤するという、
二日にわたる札幌~苫小牧間73kmを2回往復するという強行軍を
どうにか無事に終えることが‥
出来ませんでした!!
初出勤のこの日、寮に帰ったあと、北広島のアパートの前に残していた処分しきれない荷物を
再び札幌のハローストレージまで運ぶため、北広島まで引き返したのですが、
その途中、うっかり走行中にバックギアに入れるという、
自分でもわけのわからないミスをしてしまい、ミッションが不調に!
(3rdに減速→4速に入れようとして一番奥のバックに入れてしまった模様)
異音はするものの何とか走らせてはいたのですが、そのうちローに入れても走らなくなり、
それからはセカンドで走らせていたところ、先日、とうとうセカンドも効かなくなり、
買い物先からサード発進でどうにか帰って来れました‥。
これからの修理費と、そもそも部品があるのかという問題に頭を悩ませる日々です。
ともあれ、苫小牧での工場勤務生活もどうにか軌道に乗っては来ました。
しかし入社当初は大変でした。
ちゃんと入社式と講習があったものの、いざ配属されてみると現場では作業員に丸投げ(笑)。
具体的に言うと、自分の扱う機械やその他の質問などいちいち教えてくれないのです。
というより教えられている暇がない!
先輩作業員の後について、ワーク(加工する部品)をマシンにひたすら投入していくだけ。
この機械が何なのか?今やっている作業が何なのかなど、聞く暇も教える要員もいないのです。
それでいて工場では過去に連絡が不十分で不具合を出したことが何回もあり、
「お客様の信頼を取り戻す!」なんて気合入れてやってますけど、
そういうことを講習した上で作業させればいいと思うのは私だけ?
37秒で10台のマシンを一周できるよう、ひたすら一日中歩き回ります。
ただ出し入れするだけでなく、他にも作業はあるのにそれも入れて37秒。
それを3週間で覚えるのが当たり前とのこと。
何をそんな急ぐの?と思うのですが、もうそれが当たり前になっているそうで。
2時間ごとに10分休憩できますが、トイレに行くだけでもう時間(笑)。
ワークは大きさも重さも2kgぐらいの鉄アレイに似ています。
それほどの重さではありませんが、それを朝7時から夜8時まで歩きまわっては
持ってはマシンに入れ、持ってはマシンに入れを繰り返すのでヒジが痛くなります。
先輩は握力をやられ、来た当初は家に帰ったらお茶碗を持てなかったそうで。
ようやく夕方4時の定時になっても、ひと息つく間もなくそれから4時間残業。
僕は最初の残業はどうにか乗り切ったものの、次の日に熱中症になり(トイレに行ってて水分補給できなかった)
早引きさせてもらったところ、リーダーからは「これからやっていけるの?」と言われ
先行き不安になりました。
体力は続かない、ヒジは痛い‥しかも15日が給料日なのに10月1日が初出勤だったので
給料日は45日先(笑)。
支払いが携帯と一緒で後払いのAmazonで米や食料、水分を購入し、どうにか乗り切りました。
その甲斐あって、11月出勤分の給料は30万越え!
22日出勤して、ほぼ毎日平均3時間残業してりゃそりゃあね(笑)。
いわば命を削った結果です。
おかげで色々滞納していた支払いも返済でき、何とか年を越せるようになりました。
でも今度は、12月から当分の間、会社が残業を減らすため、
シフトを昼夜2直から3直に変えてしまったのです!
どういうことかというと、出勤日数は14日ほどになり、残業も20時間以下に。
楽にはなったものの、おそらく給料は20万を切るでしょう。
そういう状態で、部品があるかどうかもわからないジープのミッションの交換をしなければいけない、というのが僕の現在の状況です(笑)。
ですが、どうにか生活も軌道に乗り、贅沢をしなければ生活に支障はない(寮なので家賃タダ)
という状態ではあるので、苫小牧での生存にはしばらく不自由はないでしょう。
ネット環境も整備でき、こうして駄ブログを発表できるようになりました。
この駄文を読んでいる方々には、2021年は本当に色々ご心配をおかけしました。
こんな生活破綻者のブログではありますが、来年もまた読んでいただけると幸いです。
と、いうわけでこれから余市に帰省です。(ジープがダメな状態なのでJRです)
それではみなさん、良いお年を!
来年もまた、よろしくお願い申し上げます!